右利きの人が右打ちをすることが殆どな訳で
その利き手たる「右手/右腕」でどうボールを打つか、どう叩くか、
どうクラブを扱うか、さばくか は
スイングを決める重要な要素です。

一般的には
左グリップを支点に
〇右腕を曲げる、即ち短くすることで
縦であれば コッキング、ライを起こし
横であれば クラブを開いて、準備をして
〇右腕を伸ばす ことによって
左グリップを支点として
縦であれば トゥダウン方向にクラブを下に振り
横であれば フェースターンをさせる訳です。
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多くの人は スイングの「斜め」の円弧を
この腕さばきによって行いますから
縦半分・横半分、
コッキングと言う動作を 両腕自体を捩じりながら
そのコッキングの方向を倒し、右腕の曲げ伸ばし
短くし、伸ばすという行為にして斜めに行います。




この動きは ヘッドをたくさん動かしているようで
動かし手、使い手としては 「振った」「打った」実感の伴う
とても大きなさばき、動作ですので充足感のある行為ですし
プロに至るまで ほぼ全員に近い人が
この動きでボールを打ちます。
というよりも これだけ です。

このリリースの鍵は 支点が左グリップであるため
左グリップはどこかで運動、移動を止めなくてはなりません。
それはイコール からだの回転も止めるコトにつながります。
故に テークバックも右を向かず
その リリース準備、右腕を短くする行為で代替えしますし
左グリップを右グリップが追い越すためにも
左グリップをたくさん動かすテークバックになります。
そういう意味で動作として 理にかなっているのはいるのですが・・・
こと ボールを効率よく、安定して打つ というコトにおいては
スナップショット 1 (2012-07-27 13-10)
一番良くない方法なのです。

スイングで型を追いかけるのは賛成出来ませんが

人間の作法として 汚い、おぞましいのは避けるべきと思いますが、
このリリースをするためには 左グリップを右グリップが
握りとして 離れますので
その顛末として 不格好なアドレス、
からだの各所が てんでバラバラな方向を向いているモノになります。

動画などを見ていても
からだのどこかに「支点」を作って ボールを打つので
つっかえ棒のようなモノが形成されるまで と
形成されてからのリズム感がとても奇妙です。

構え ではなく、実際の握り として
両方のグリップは重なり合っている訳で
左グリップの上に、右グリップが乗っかった形です。

テークバック初動から、トップ〜切り返し〜インパクトまでは
実質的にも 右グリップの方が上にあり
        左グリップの方が下にあるのですから
右腕を伸ばしたら クラブを握っている左グリップを押してあげれば良いのです。
スナップショット 5 (2012-10-29 14-24)

左グリップを支点として 右グリップと入れ替える
〜フェースターンをする となると 左グリップの下に右グリップを入れねばならず
その行為は同時に 左サイドのあがり、体の開きを促します。

フェースが開いてるのを閉じるため行う行為が
からだを開かせ、上を向かせるのですから
何がしたいのかよくわからないのです。

からだの回転という 一番大きなターンがあるのです。
そして ゴルフクラブの、特にヘッドの形状は 
それに追随しやすいよう、それを促し、助けるように出来ています。
からだの向きが 曲線、円弧を作り出すのですから
自分の体に対しては それに平行にクラブを押してあげれば
結果、円を描くという想像力を持ってほしいと思います。

スナップショット 4 (2012-10-02 13-56)スナップショット 6 (2012-10-02 13-57)スナップショット 7 (2012-10-02 13-57)





からだの向きの変更よりも 多い道のりをヘッドに描かせれば
からだの進行に遅れてしまい 結果、最終的に、体の代わりのことを
手さばきでしなくてはならなくなります。
からだの向きの変更で 移動していくだろう道のり よりも
短距離の、近道の、より直線に近い軌跡を追い求めるべきです。

そのためのリリースであり、
 そのための準備としてのテークバックです。