ボールが飛んだり、曲がったりするメカニズムは
基礎になる ヘッド重量×運動の速度 (👉ヘッドのモーメント)
このエネルギーが おおまかには
 〇ボールの速度
 〇ボールの回転
 〇出だしの角度
 に
分配されます。

全く同じ条件であれば
よりヘッドスピードが速い か
よりヘッドが重いほど その破壊力は増えます。

ヘッドスピード は速いに越したことはありませんが、
ヘッドスピードを数値として速くしたことによって
ロフトが増えてしまうのであれば 意味はありません。
ヘッドスピード45msの人が打つ9番アイアンと
ヘッドスピード40msの人が打つ6番アイアンの関係に似ています。


IMG_2813Trim(2)_Moment


ロフト の「効果」は
スライスが出るメカニズムと同じで
ヘッドの移動の軌跡、ラインに準じます。

ここが悩ませるところ・・・です。

単純にしますが、
静止姿勢で 同じヘッド姿勢(ロフト25度) であっても
〇その軌道が 10度の下り であれば
 打ち出しは15度(25-10)
 35度(25+10)のロフト分のスピンが入ります。
〇その軌道が 10度の登り であれば
 打ち出しは 35度(25+10)
 スピンは15度分(25-10)になります。

813ca594-sdf713d9f-s









✊これのどちらが飛ぶか と言う問題 は
 そのクラブのロフトと長さ(入射角度)ヘッドスピードによって異なってきます。


 ご存知のように ルール上、ティーショットは
 ティアップして打つコトが可能です。
 事実上、空中に浮いたボールを打つコトが出来ます。
 その分、ボールを左に置くことによって
 無意識で、意識せずとも ややアッパー…上り際に打つコトが可能ですので
 そのクラブを 地面に置いて打つよりも
 打ち出し角度が採り易く かつ
 スピン量を減らすことが可能です。


 ボールを飛ばすには
 スピン量を減らす 👉ロフトを減らす
 かつ そのスピン量でもボールを浮かせられる 👉打ち出し角度が取れる
 方が有利なのは確か です。
 ドライバーやフェアウェイウッドなど ロフトの少ないクラブの
 長さが長いのはそういう意味合いです。

 しかし それは道具の仕事や
 ティーショット時のティーアップの恩恵によるものであって
 意図的に アッパーに振るのはお勧めしません。


1.余りあるヘッドスピードであれば 良いかも知れませんが
 ヘッドスピードが速くない人にとって
 逆にスピン不足に陥る可能性も多々あります。

2.アッパーに振ることによって
 軌道はアッパーになっても よりロフトが付いてしまい
 打ち出しも高く、スピンも増える という
 アッパーにしたことによる 最悪なパターンになる例もとても多いです。
8658a3e6-s

3.ここが一番問題です。
 ドライバーショットは大事ではありますが、
 アッパーに振ることによって 地面から打つクラブへの影響は
 非常に、非常に多大です。
 ドライバーであれば ロフトが一番少なく
 かつ 大型ヘッドの重心の深さ、クラブの長さ、
 そして 空中のボールを打つ というコトで
 無意識な、自然な上り際で打てる恩恵は既に十分です。
 次に打つショットは必ず 地面から打つ のです。

 👉アッパーに振る ということは
 上を向いて振る
 ということになります。
 スイング中に、上を向けば 軌道の最下点は後ろ(右)にズレます。
 ティーアップしたボールであれば
 多少のズレの許容範囲はありますが、地面のボールはそうは行きません。

 腰や首などへの負担も 急激に増しますよ・・・( ;∀;)