トップオブスイング で
重要になるのは
その位置で 『クラブの作り出す重さ』
どのような状態になっているか です。

これから ボールを打つのに
クラブ… 特にグリップは
右後方(ボールから離れるという意味)の高い位置から
左前方(ボールに近い)の低い位
置 へと
動きたい、動かしたい のです。

その方向へと 重さが誘っていれば
スイングも楽になりますから リキミも生まれません。
重力落下が利用できますから 速度アップの可能性も高いです。

逆にその方向と逆らうような 「クラブの重さ」 があれば

力まざるを終えなくなりますし、
その分 手遅れが発生しやすくなります。
その「クラブの重さ」は 自分の体とクラブの相対関係
ヘッドの位置や姿勢によって決まってきます。



201903_Moment(2)201812_Moment(2)
同一人物での実験ですが…。
右ひじが張れて、上がっている方が
明らかに 右向きの量が多く
グリップも体の幅に収まっています。

肘が下向きの方が右向きが浅く
ここから振りだせば 
俗に言う カットになるのは必定…かしら…
右向きも取れ グリップが動かし易い重さ になっているので
振り遅れ、手遅れになり難く
実際 当たり(ショット)もまるで違います。

👉コースで 回転が浅くなる というのは こういうコト で
 回転が浅くなっているのではなく
 何で「右向き」を作っているのか というコトなのだと思います。



トップの位置で クラブが寝てしまう と
ダウンスイング時に 左グリップには浮かされる重さがかかります。
これでは下げにくくなってしまいますし
ロフトも開き易く、体を上を向きやすくなりますから
飛ばすのが難しくなります。


テークバックで 右ひじを外目に、曲げた分上げるようにすると
テークバック時に進んでいくグリップの移動軌跡よりも
ヘッドは高い位置を移動していきますが、
テークバックを左手で動かしてしまうと
 右手に左手が被り、右ひじは下を向きます。
✋これでは 全体が高くなる分、クラブは上がりますが、
 グリップよりもヘッドは高くならず
 ダウンスイング時にその重さが利用できません。

体も右を向いていないので ダウンスイングの時間が確保し難く
体はすぐに開いて、上を向いてしまいます。

グリップを動かしても動かしても
ヘッドの方が高くなりませんから、トップも深くなり過ぎ・・・で
オーバースイングが悪い…とは言い切れませんが、
バランスを壊すような 深さ になってしまう可能性が高くなります。

201903_Moment201812_Moment









✋クラブの機能、ヘッドの重さなどを利用できるか、どうか
の一つの目安に テークバック時のグリップの移動軌跡に対し
ヘッドが その上か、その下か どちらを通過するか
というのがあります。
特に シャフトの硬さ/柔らかさ と言う点においては
下を通る人は 柔らかめ のモノがまるで使えず
自分の体力を遥かに上回る棒のようなシャフトで
体力任せに振らざるを得なくなります。