今のゴルフクラブと
世間でうたわれているゴルフスイング理論を
合わせ考えると
今のゴルファーは ものすご〜く可哀そうに感じるんです。


軽いヘッドの硬いシャフトのクラブで
ボールを飛ばすには
その棒を「速く振り回さなければなりません。」

軽いヘッドの硬いシャフトのクラブで
地面のボールを打つのには
自分の動作で テクニックで ボールを拾わなくてはなりません。


ゴルフクラブの先端、その打撃部分には
弾道や距離、方向、高さなどを司る角度というモノが存在し、
ルール上、パターを除いて13本までクラブを持って良い という意味合いは
その 弾道・高さ・距離などをクラブの角度や構造に任せ
自分は似た動き、一つの動きで済ませる というコトでした。

にもかかわらず
今のゴルフスイングの主流
今のゴルフクラブでは
ヘッドを回転させる という
その 打撃を司るヘッドの角度をないがしろにしてまで
棒を振らせることを優先させています。


ショットの目的は ボールを打つこと
狙った距離や方向でボールを打つことで
スイング行為は手段でしかありません。

クラブを振らなければならないスイング論やクラブは
クラブ自体も 最善のスピードで振らせたうえ、
スピードを上げれば難易度が増す、方向や距離の安定を
同時にしなければならないという
ゴルフ本来のモノとは違う異質なものになっています。