表題は分かりやすいように あえて『振るのか』と言う言葉を
選びましたが、正しくは 動かすのか〜移動させるのか
ということになります。

アプローチ集中講座 でかなり書いてきましたが、
パターとアプローチ、そしてフルショットを
別々なモノにしてはイケマセン。
すべて 共通 共有なモノです。

そのためにも クラブはどの方向に
どこに、どっちに動かすのかのイメージはしっかり
持っておいた方が良いでしょう。

別な言葉で言えば
どのように腕を使ってクラブを動かすのか
腕使い、クラブさばき というコトにもなるでしょう。



➀これは改善の余地あり
スナップショット 4 (2014-03-04 10-52)スナップショット 3 (2014-03-04 10-52)スナップショット 2 (2014-03-04 10-51)スナップショット 1 (2014-03-04 10-51)



✊クラブを縦方向、ライ方向に動かす

スイング、そしてゴルフクラブの移動の
一番大きなものは 体の向きの変更〜横方向のモノです。
傾き…があるので分かり難いかもしれませんが、
ヨコシマのシャツを着ているとすれば それに沿ってのモノです。
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クラブをライ方向 縦方向に振ってしまうと
その横方向とは 全く違う 90度違う方向に
重さを放り投げる形 になりますから
当然、その横方向の体の動きは それに影響を受け
元の角度で動けなくなり 横→斜め→上 になります。


そして これも当たり前 ですが、
体は横に進行中の状態で クラブを縦に振れば
その流れからは離脱
縦に振っている時間以上分、体の流れからは遅れることになるので
その後 結局 横にも振らなくてはならなくなります。


➁このアレンジ版はもっと大変。
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最近 多く見かける、最も多いスイングが
そのクラブを縦に振るのを
腕をねじって スイング軌道沿いに振る動きです。

これが可笑しいのは ショットは出来るだけ筋力に頼らず
繰り返し 出来るだけ簡単にしたい という目的なのに
スイング軌道に沿う ことが主目的のように扱われているコトです。

非常に大事なことで、多くの人の頭から欠落してしまっていますが、
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ロフト角度、ボールの距離や高さ、弾道を決定するその要素は
クラブの姿勢だけでなく クラブヘッドの移動の道のりによっても大きく左右されます。
それが 確定し辛い、規則性を持ちにくい
クラブはライ方向に振るけど 腕はねじって スイング軌道なり だからOK
みたいな知識は履いて捨てるべきでしょう。

また 腕をねじって クラブを縦に振る動きでは
遠心力 という やはり 体の回転とは違う方向に掛かる重さを
処理しなくては行けなくなります。
ボールの飛ぶ方向、ボールを打つ方向と
まるで関係のない 上方向に伸び上がりながら、蹴りながら
ボールを打つのが良い なんていう考えの人は
一度病院に行った方が良いかもしれません。

 そんなの 自分で気づいていないだけで
 遠心力の処理動作に過ぎないのです。





➂クラブは ロフト方向にしか動かしません。
MVI_0873 (2)(2)_MomentMVI_0873 (2)(2)_Moment(6)










クラブにとって ロフトが命 なのです。
打つ距離が定まっているから 方向に意味を成し、
方向が定まっているから 打つ距離に意味を成す
 のです。

体の主の運動の 横方向の動きを妨げず
かる インパクトの許容範囲を持て
ショットに規則性を持たせるには クラブは ロフト方向(もしくはその逆)
にしか動かしてはいけないのです。