多くの人が 軽いヘッド・硬いシャフトで
ゴルフを覚えた流れから脱却できず
クラブを下に振ろう とします。

ゴルフスイングの場合
前傾姿勢によって 横の動きに下が入り
斜め を形成するので
混乱を生みやすいですが、
フェースターンという 理解しやすい 横の動きよりも
下に振る という縦の動きの方が厄介なのです。

言葉で説明すると
ゴルフスイングは体の回転と
腕さばきの双方によって
グリップが移動します。

そしてその分ヘッドも移動します。

スイングの時間進行通り であれば
体が右向きが 正面に向かう過程と
グリップそのものが クラブや腕の重さも伴い
 腕の作用によって位置を低くすることによって
結果 ヘッドも元の高さ〜ボールの位置に到達します。

トップのヘッドの位置が2mの高さと仮定し
その量を大まかに配分すると
前傾姿勢のある体の回転で 1m20cm
腕の作用によってグリップを下げる量 0m40cm
慣性によって下がる量 30〜40センチ 位でしょうか

実質的には腕でヘッドを下げている量は
40センチ程度なのです。
   …ただし 体の回転の時間進行通り であれば!! ですが。

ところが 長年 体の回転の進行に乗らずに
スイングをしている習慣があるがゆえに
全部! とは言いませんが
その2mの高さの 半分近くを 腕でヘッドを下げる習慣が付いています。

ヘッドを下げるには グリップの移動を止めなくてはなりませんから
クラブを振る となると 必ず下に振る習慣が身に付き、
腕の重さも伴い、クラブという重量物を振った重量感〜充実感に
多くはないながらも 成功体験が結びついていますから
そこからなかなか脱することが出来ません。

俗にいう 叩く感触 ですね。

体の回転 という時間進行を利用すれば
前傾のない状態であれば
大げさには胸の高さ、少なくとも腰の高さにあるボールを
靴の高さまで下げるのですから
当然 インパクトのタイミングは スピードという意味ではなく 「遅い時期」
「長い道のりが故のタイミング」になります。

本来の高さよりも 低いボールを打つのには
空間を作り出さなくてはなりませんから
体が起き、体が開き、ゆえにディッシュアングルを消失したりするわけです。
スナップショット 1 (2018-05-19 20-35)
この素振りが典型で
この素振りを本当のショットに応用すれば
必ず 前傾は消え、体は開きます。

 最近では前傾を 側屈 体の横の傾き に変える
 意味不明な用語まで開発されている次第です。



自分はヘッドを下に振っているつもりでも
下に振れば振るほど 体は上を向くので
振る度合いと 左足上がりの度合いが増えているのとおなじで
クラブを通すスペースがどんどん無くなっていきます。
ですので スイングを急がなくてはなりません。

ゆえにこの手のショットをするひとは
ハーフスピードやクオータースピードの
動作スピードを調整することがとても苦手です。

また ロフトを開いて、上に振る動作をするので
クラブが長く、ヘッドに奥行きのあるフェアウェイウッドが不得意です。

その多くの人が
ダウンスイング後半の インパクト直前で
ヘッドをリリースして、グリップの移動を止めてしまいます。
そのまま グリップを移動させていれば
 順序で言うと 先に腕で斜め左に下げ
 あとから体でその移動を引き継ぐ その流れのまま
グリップを移動させていれば 届くのに・・・
直前で その流れを切ってしまっています。


地面にあるボールを届かせるには
「グリップ」を下げるコト!
そして 体の時間の流れを逸しない
 時間を無駄に浪費しない近道をするコト で
気分を優先して
 ヘッドを下に振る遠回りは
 多くの問題を内包した振り遅れを作るに過ぎない と
気づけるかどうかが分かれ目になると思います。