クラブを選ぶ際、よく使われる言葉に
『自分に合ったクラブ』 があります。

そこで 一度確認してほしいことがあります。

この二つのスイングをご覧ください。


頑張ってる君ですが、
この二つは同じ人物の  荳 / 蕋欧月前  です。

右の映像の状態で来店された頑張ってる君は
飛ばず・当たらず・スコアにならず・へなちょこスライス でした。

よくあるケースですが、
こういう場面で 心機一転 クラブを入れ替える
 →結果をよくするためにクラブを入れ替える となると
頑張ってる君の体力や年齢・経験
仮にスコアやハンディをゴルフの技量とするのなら その技量とも関係ない
このスイングに合っているクラブ・スペックが必要になります。



MVI_0796_Momentスナップショット 1 (2018-03-26 9-46)










右のスイングであれば
 ボールは高め、回転は右回転
左のスイングであれば
 ボールは低め、回転は左回転です。

右のスイングの状態でクラブを買い替えれば
 →ロフトは少なめ
 →重心距離短めの右に行きにくいヘッド
 →スピンの入りにくいヘッド
 →振り遅れが過多の状態なので
  シャフトはやや硬め
 です。

左のスイングの状態であれば、ある種まったく逆の
 →ロフトは多め
 →重心距離長めの左に行きにくいヘッド
 →スピンの入り易いヘッド
 →振り遅れが少ないので
  シャフトは柔らかめ
 です。

二つのスイングに対応したクラブ・スペックは
まったく反対の特性だけでなく
右のスイングの方が ハードなセッティングになります。
俗にいう アスリート(もどき)のセッティングです。
同じ人であるにもかかわらず…です。

右映像のスイング状態で
そのスイングに適応したスペックを買い替えた場合、
スイングを改造して(クラブが伴わないと…無理ではありますが)
左の映像のスイングになったら
まるで結果の出ないクラブになってしまいます。

逆に 左の映像のスイングに適したクラブを持っていれば
左の映像のスイングにせざるを得ません。

二つの映像は まったく同じ人の
たった2か月の違いです。

自分に合った…という言葉が
体力を指すのであれば、二つの映像は同一人物なのですから
おかしなことになります。

技量…というのをスコアとか、ハンディで言うのなら
今の頑張ってる君の状態は
どちらのスイングでも結果は似たようなモノです。
結果・・・として出るにはまだ時間がかかります。
スイングのレベル、クラブ扱いのレベルで言うと
左のクラブ扱いの方が格段に上 ですが、
クラブのスペックでは 右の映像のスイング(素人調)
に適したクラブの方が明らかにハードなモノになります。

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また 自分に合った ・・・という言葉が
スイングを指すのであれば
自分の「今」のスイング〜クラブ扱いを肯定することになり、
改善することが難しくなる
 というか、
スイング〜クラブの扱いを変えたら
うまく行かないクラブ・スペックということになります。


そして ややこしいことに
クラブの「自分に合った」というのは
体力でもあり、スイングでもあります。

しかし そこには 時間 というものが含まれるので
自分が目指しているスイングに「合った」クラブを選ぶのか
自分の今のスイングに「合った」…
つまりスイングは変えないクラブを選ぶのか
そして 双方ともに体力には無理をさせない範疇で
ということが 自分に「合った」クラブ  と言う意味です。

ですので 自分にとって合ったクラブ の
その「合った」の部分を何に照準をあてるのか
いつに照準をあてるのか を
その時々でちゃんと選んであげる必要があるのです。


MRa_Moment(4)MVI_0842(3)(2)(2)_Moment(4)












 補足…ではありますが、
よって うまく行っていない時、
結果を出すため に
そのうまく行っていない時の
 クラブ扱いに合わせたクラブ、適したクラブ とは
イコール そのクラブ扱いを容認する
そのクラブ扱いを変えないスペックになります。
スイング改造を許容しないクラブ というコトになります。
ですので うまく行ってない時に
 よほど問題のあるスペック・クラブでない限り
安易に買い替えるのはとても危険が伴うのです。
その危険は すぐに現れるのではなく
薄めた毒薬のように 時間をかけて現れるので厄介です。

それを理解したうえで 買う時期、買う目的、
いつに照準 を合わせるのか お考えください。