シャフトの硬さ は ヘッドの感じ難さ でもあります。
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同じ長さ、同じヘッドの重量が装着されている場合、
シャフトの柔らかいモノのほうが
ヘッドの位置や姿勢など感じやすく
〜ヘッド、ヘッドの重さを大事に使おうとするスイング〜
覚えやすいモノです。

例外もない…とは言えませんが、
シャフトの硬いモノを使うゴルファーほど
「シャフトはしならせて使う」と言いがちで
『なら 始めから 柔らかいモノを使えばいいじゃん!』
とハミングバードは感じます。

シャフトを意図的にしならせ、しなり戻す のは
ゴルフクラブという 上下左右の角度が重要な道具にとって
とても難易度の高い打撃を要求されることになります。
確かに そうやってゴルフクラブを扱ったほうが
"充実感は味わえるかもしれませんが、
練習に時間も頻度も割けない 普通のゴルファーには
かなり大変です。
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とても残念ですが、オジサンゴルファーの体力は日増しに劣化します。
今日 新しく購入するクラブは
今日から未来にかけて使うクラブで
今日だけ使うのではありません。
体力にとって、 今日 は過去の産物でもあり、
長く楽しんでいくのには シャフトの硬い
 オーバースペックを選択して良いことは何もありません。


現在のゴルフクラブ事情は
売れない、売れない の連続のため
売る側の事情で 特に売れ行きの悪いアイアンセットは
本数も絞り、単価を安く抑えられるスチールシャフトを採用せざる
を得なくなっています。

軽量であろうがなかろうが
スチールシャフトの抱える問題は
実は大変深刻です。


スチールシャフトとグラファイトシャフトの大きな違いはかなりあります。
主に 硬さ と 強度 と ヘッド重量 です。

スチールシャフトは 強度が低いため、
柔らかいモノを作ることが出来ません。
5番アイアンで 頑張っても 振動数270cpm 程度が
柔らかさの限界…平均的には280cpm以上 でしょう。

長さの変化と硬さ(振動数)の変化から考えると
この硬さが 適合するドライバー(45インチ)は 260cpm
平均的な オジサンゴルファーにとって
 使いやすい ドライバーの硬さは 220〜230cpm
 (これでも十分硬いですが…)

アイアンに合わせて 260cpm のドライバー   ・・・
これでは硬すぎて飛ばないだけでなく
体も痛め、スイングも悪くなります。
スナップショット 1 (2013-11-07 19-47)

となると ドライバーはドライバー
アイアンはアイアン と別なものと考えなくてはならず
ボールの置く位置やタイミングなど
もともと複雑なスイングがより混迷を深める原因になります。

また スチールシャフトの場合、
細くなり、負荷のかかりやすい先端部を補強するのは
金属の厚み でするしかないので
グラファイトの比べ 重いヘッドが装着できません。
その差は 20g以上 あるのです。

ドライバーやウッドに比べ
はるかに硬いシャフトの装着されたアイアン

シャフトも硬いのでヘッドも軽く感じますが、
実際に グラファイトのウッド系に比べると
20g以上も軽めのヘッドがつけられています。

悪いことに アイアンは軟鉄全盛 の時代ですから
ヘッド自体も小ぶりです。

シャフトが硬く、クラブも短いほうのアイアンに軽い小ぶりなヘッド が付き
シャフトが柔らかく、クラブも長いほうのウッドに大型ヘッドが装着…

☞こんな組み合わせ うまく行く筈がない…というか
 うまく行く可能性はとても低い組み合わせ…なのです。

故に…実はドライバーに苦しんでいる人の
本当の原因は それと組み合わせるアイアン にあるかもしれない…のです。