良くウエッヂのソールなどで
『抜けがいい』と言う表現が使われます。

スイングの話の中でも
『振り抜け』みたいな言い方もされます。

これは大変誤解を生みだしやすいモノです。

スイングは「振り抜きません」

MVI_0796_Moment



少々、極端に言えば
インパクト以前で 腕の仕事はほぼ終わりです。
多くのゴルファーのイメージは クラブを
テークバックで「上げ」
ダウンスイングで「降ろし」
フォローでは「また上げる」
上げ〜下げ〜上げ

だと思っていると思いますが、
ヘッドを、とか そう言う意味でなく
グリップ/クラブ全体を
高くして(上げて)
低くする(下げる) で終りで
そのあとの 上げる というのはありません。

MVI_0813_Moment(5)MVI_0813_Moment(6)












コレ とても大きな誤解です。

アプローチなどのドリルでやって貰いたいのですが、
小さなスイング、もしくはゆっくりしたスイングで
クラブ、シャフトを地面に押さえつけるように動かし
ボールとヘッドが接触したら
基本、腕の仕事は終わりです。
俗に言う 「クラブのリリース」と言うのも
意図的にはほぼ一切ありません。
MVI_0670Trim(2)_Moment

極端ですが フェースを下向きに
フェースと地面(練習ではマット)に
挟み込んだら 腕の仕事は終わりです。

トップの位置からインパクトまで
腕でクラブを動かすイメージも
あくまでも シャフト、クラブを地面と平行まで
その状態で終りです。
IMG_0662

それでは届かない
届かないでしょうねー
だから 回転する のです。


そう言う順序です。


極端ですが
シャフトを地面と並行で終り、
フェースと地面でボールを挟み込む、
。。。。でも その先の「抜け」がない!
そうです…だから 打った後、体を左に向けるのです。
MVI_0670Trim(2)_Moment(5)

スイングには前傾姿勢がありますから、
左向きの時間帯では 進行方向は上、になります。
クラブや腕に付いた慣性はありますから
完全に止まる訳ではないですが、
俗に言う「振り抜く」と言う腕の作業は一切ありません。

回転が上向きになっていくから
クラブは抜けていくだけで
腕は インパクト付近で惰性以外 ほとんど動かないのです。
つまり 動作、意図的な動作としては
フォローと言う行為は体の回転だけ
腕の惰性以外 腕の動作は全くないに等しいのです。

それが分かってくると
クラブの扱いの本質、スイングの基礎も見えてきます。

多くの人のスイングは
本来存在しない フォローの腕の動きが
メインな打撃動作になっています。
おかしなモノで 打ち終わっている筈の区間の動作が
スイング動作のメインの動きなのです。
奇妙でショ?!


言葉遊びではないので よく理解してください。