体の回転、体の向きの変更を覚える場合
頭の中で整理しておいて頂きたいのが
シンプルな体の構造である。
スナップショット 1 (2015-10-15 19-52)

ゴルフのスイングで運動の軸になるのは
背骨という概ね棒状の体の部位で
背骨を軸にしておけば どの場面であっても
基本両腕の長さの均衡が取りやすい。
スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)

背骨は体の厚みに対して後方にあり
動体の重さの多くは背骨よりも前側にあるので
右を向けば右の脚に
左を向けば左の脚に
その重さはかかるようになっている。
即ち 自然な回転には自然な体重移動が伴って
二つは切っても切れない関係にある
 ということ。

最近のスイング理論では
体重移動は死語になりつつあって…
要は体の回転ではなく「背骨の捩じり」というのに
変わってしまったのだと思うね。
30年前では一番やってはいけないスイングが
今の主流…って言うのも なんだかなぁ…と思う。

という訳で本題に入るけれど
アドレスから始まって
体が右を向くから 胴体の重い部分が右の脚の上に乗る
体重が右足配分になる訳だ。

そこで考え貰いたい。
左を向くには 左足配分の重さにならなくてはいけないけれど
右足と左足には左右の股関節分のギャップ〜距離
 が存在する。

スイング中、練習中、打撃中に
右足から左足へのシフト というのを意識するのは
とても難しい。
多くの人はよりボールに近いところ
よりクラブに近いところの意識が行って
下半身はどちらかというと反射や防衛本能任せ
……仕方がないけどね。

それを上手にこなす
ちょっとしたコツというか、発想の転換がある。

トップオブスイングを基点にしよう。
切り返して すぐに回ったら
これは右足体重!
左には体重は乗っていない。
体重が股関節分ズレる時間が必要な訳だ。

体の回転が始まってから
右→→→左 に乗ろうとしても
その動作中では 右が低くなり易いので
腰だけが左にズレて 結果左には移れない。


だから

トップオブスイングから
体の回転を先にするのではなく
左上腕〜左ひじの移動
肘鉄するような動作をはっきりと先に…。
体を右向きで止めておく!位のつもりで
はっきりと先に肘や上腕を動かす。
スナップショット 3 (2016-07-27 18-56)

そして後追いで回る・・・というか
制御しておいた体の回転を開放させるような
そんな感じの時間差を作ると
その時間の間に体重は左にズレるので
ちゃんとした回転になるのだ。
スナップショット 4 (2016-07-27 18-56)

この時 注意することは
フットワークを積極的に使わず
脚で蹴ったり そういう動きはせず
左上腕〜左ひじを自然に追いかけていくような
非常に受け身な回転
あまり意識しない回転をしてあげるといいと思う。
スナップショット 5 (2016-07-27 18-57)