ショットだけでなくアプローチなどでも
スイングの縦横 というのを把握してないと
クラブは上手く機能しません。
スイングは直立して構えている訳でなく
股関節を基点にボールの方に前傾しています。
その前傾が基準に縦横があるのです。

このような上げ方/テークバックを
取ってしまうと
クラブ全体はアドレスの位置よりも高く
なりましたが、
ヘッドとグリップの関係は同じ高さ…
クラブが横に倒れた状態になるだけで
ヘッドの重さが重力方向へのチカラ
ヘッドの重さによるグリップの移動の促進
は使えなくなってしまいます。
・・・・・(*_*;かっこわる〜
重力に対し クラブそのものが下に落ちる力は
体の右に掛かってしまいます。
しかも この形では"フェース"でボールをとらえることは
不可能です。
体が捩じられる形で さらにクラブもひねらなければいけない
この テークバックの取り方はアマチュアには不向きです。

この方向は横です。
幾らたくさん動かしても
体の向きを変えたり
悪い意味で体を捩じったりすることは
出来ますが、ヘッドをこの方向に
どんなにたくあん動かしても
正しい意味で『ヘッドが高くなる』コト
はありません。
逆に小さな距離のアプローチなど
クラブヘッドを上げないようなときは、
この方向にグリップを 体の向きで動かすのは「吉」です。
コッキングしろとか
手首でクラブをあげろとか
手でクラブをあげろ と言う意味ではありませんが、
ヘッドの重さ、そしてクラブの機能として
テークバックにとっての上 は

この方向です。
この方向の上下に
ヘッドとグリップの高低差・上下差を造るから
ヘッドの重さやヘッドの形、重心の位置が効いてくるのです。
それを間違えてはいけません。

腕をひねって このような上げ方を取ってしまうと
胴体の上下左右と 腕の上下左右が別な角度になってしまい
運動によって重くなる腕やクラブに逆らえず
体の前傾姿勢の意味を失ってしまいます。

この手のトップを造る人は 必ず こうなります
コメント
コメント一覧 (1)
あれこれ考え、トライして2ヶ月、やっとわかった。
シャフトは地面に対して倒れてしまうと重力によってかかるグリップ周りの回転トルクが大きくなり、支えられず自分が思ったよりも早くヘッドが地面に落ちる。指で持つようにしたためにより簡単に落ちたのだと思う。
結局、重要なことはシャフトが立っているうちに(立てたまま)グリップを前に移動させること。指で持っていれば、不可抗力により、ダフリを連発したのと同じ原理で再現性良く上から打ててしまう。
自分でも恐ろしくなるくらいナイスショットを連発。
バックスイングが正しくできた、という前提で、そのあと自分がする仕事はシャフトを立てたままグリップを前に移動させることだけ。あとは不可抗力が打つ。結局、ブログのどこかに書いてあるんだけど。
この感覚がずっと残ることを祈る。