私見ではあるのですが、
インサイドアウトやアウトサイドインなど
ヘッドの軌道を参考例にするのは
悪いことではないと思います。
にもかかわらず その軌道は斜めの立体ですから
 インサイドアウトに相当するダウンアンドアップとか
 アウトサイドインに同等するアップアンドアップなど
『縦の軌道』を話題にしないのは片手落ちだと思います。
スナップショット 1 (2013-02-08 20-14)

これはパターにおいても同等の問題が存在します。

多くの人は ボールの方向性 ばかり気にします。
 ✌真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す
正しい間違っているは差し置いて
それがそのまま真っ直ぐ転がると仮定しても
それが正しい距離感でなければ意味をなしません

それはショットも同じです。
打つ方向があったとしても 距離と言う土台が無ければ
意味がなく、どちらも等価で大切です。
打つ距離が決まっているから方向に意味を成し、
方向が決まっているから距離に意味がある
筈です。

その距離の基になるのが
上下〜縦に対する
2388c2a5
ヘッド軌道とヘッド姿勢です。

スイング軌道理論はそれを蔑ろにしていると感じます。
ゴルファーの殆どが 距離に関しては闇雲に
飛べば飛ぶだけ良いのドライバーの話ばかりで
距離を構成する仕組みを無視し過ぎている気がしてなりません。


また スイングの原点は
前傾姿勢と体の回転にありますので、
インサイドから というのは 下降軌道とイコールですし、
(意味わかるかな… 👉下記///注釈入れます)
アウトサイドから というのは 上昇軌道と同一のもので
インサイドからアップ(インパクトが上昇)軌道にするのには
体に無理をし、捩じらないと出来ませんし
アウトサイドからなのに 下降過程でのインパクトも不可能…。
ゴルフクラブは 立体的な角度によって構成されており
上下左右前後非対称性の強い構造ですから
捩じって使って そのロフトの正しい効果は期待できません。

👉スイング軌道の基本は
 体(股関節から上の胴体)の向きと前傾姿勢 です。
 右を正しく向いていれば、左サイドの方が右サイドよりも低く
 左を向いてれば 右サイドの方が低くなります。
 おおよそ…ですが、インパクトを体の正面 と考えると
 インパクト以前は右向きですし、インパクト以降は左向き、
 つまり スイングやショットの進行方向方が低く
 それがイコール『ダウンブロー』ですし、『上から打つ』
 と言うコトです。
 逆に 体が開いてインパクトしている ということは
 既に 進行方向が低い『時間』を逸してしまっているので
 ダウンブロー、上から打つ とは言えません。
 煽り打ち〜しゃくり打ち と言うのは同時に
 体を開いて打っているコト になる訳です。
✊よって スイング軌道 というのは
 その見た目の軌道は単なる「第3者」からの結果論であって
 それを実際に行う人にとっては
 道のり〜軌跡 の問題ではなく、時期・時間 の問題なのです。


BlogPaint

ゴルフショットにミスはつきものではありますが、
スイングを造ろうとするうえで
大切になるのは
 距離と方向が一定になり易いクラブの扱い です。
そして 距離は 自分の体力的に
✋効率よく飛ばせる
✋安定して同じ距離/方向に打てる
✋飛距離と方向を管理できる(飛ばさない)

というのは同一なモノです。 

どちらもかけてはイケナイ理想です。

そして 飛ばす/飛ばさない
同じ方向に、同じ距離を打ち続ける というのは
クラブを体の回転によって作る
と言う唯一の方法によって成り立たせることが可能なのです。