ヘッドの軽い市販のクラブ(ウエッヂ)であったしても
(シャフトはグラファイトとスチールの中間的な重量で想定)

総重量 430g強
グリップ 50g /12%
シャフト 70g /16%
ヘッド 300g /70%


 こんな配分になります。

長さのことを考えず
単純に重さを測れば 430g程度
(平均的なウエッヂで)です。

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ゴルフクラブを クラブ/シャフトに対し
垂直近い方向に動かそうとすると
ゴルフクラブの特性上、大きく遠心力が生まれ
ボールとヘッドを当てるには
その遠心力と真反対の方向に
その遠心力と同等分だけ

 引いておかなくてはなりません。

上下の関係であれば
 ヘッドは下がっていくけれど
 グリップは上げていかないと

そのクラブの長さを基準(半径)とした
ボールの位置にヘッドは行きません。

ヘッドの動かそうとする方向と
グリップの動かす方向が異なる と言うコトになります。

当たり前ですが
ヘッドも含めたクラブの移動する速度/力 と
ヘッドの重さの掛け算
 が
ボールを打つチカラ です。

ところが クラブをシャフトに対し
垂直に近い方向に動かそうとすると
それに加え、ボールのある方向、ボールを打つ方向、
と全く異なる方向へのチカラを使わないと
ボールが打てなくなってしまうのです。

そして 遠心力に対し、
方向とチカラ(求心力)が合っていないと
ダフリとトップになってしまうのです。

余計な動作〜運動、余計な力が必要な上で
ジャストにミートするのに難易度も上がる のです。
 馬鹿らしいでしょ?!

そして この打ち方にはもう一つの大きな欠点があります。
これも当たり前ですが、
ゴルフクラブにとって大切なのは『角度』です。
その角度によって 上下左右の出球
ボールの回転・速度が決まり 方向や球筋、距離が
決まるのです。

何度も書いていますが、
距離等を含めた球筋が決まるのは
クラブ自体の姿勢だけでなく
ヘッドの軌道〜軌跡〜道のり も半々で含まれます。

フルスイングのフルショットの場合は
まだ良いのですが、アプローチなどの
振り加減が変わるショットでは
このショットをすると その遠心力の変わり具合によって
同じ長さのクラブ(ウエッヂ)を使っていても
軌道を変えざるを得ず、距離も含めた球筋が決まり難くなります。
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遠くに打つ為 より速く・より強く振ると
よりグリップを引く=持ち上げないといけないので
ヘッドの入射が緩く、もしくは上がり軌道にかかり
打ち出し角度は取れても 飛ばない球になります。
最下点もより右にズレ易くなるので
ミスの可能性も上がります。

強く、速く振っていくほど 軌道が緩く
もしくは上がり際になるので
その振った分、振りを増やした分の距離になりにくく
別な言い方では飛ばなく、
にもかかわらず 動作はとても複雑に増えます。

根本は ヘッドだけに意識があり過ぎる コトで
正解はグリップを、クラブを動かすことが打撃なのですが
それは兎も角
距離感とは シンプルな自分の運動速度 です。
ある割合で 自分の運動速度を3割増やしたら
距離も3割増える というのような関係が必要で
自分の運動を3割増やして 距離は1割
自分の運動を倍にして やっと5割距離が延びるような
距離感の造り方では 難しすぎて距離感が身に付きません。
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打撃はグリップを動かすことなのですが
せめて シャフトに対し グリップ側に
45度とかの角度で移動させる様な感覚を
もつと良いと思います。

おそらく こう動かしていくのは
ヘッドを動かそうとせず、グリップだけを移動させ
クラブの重量配分特性から
最終的に こんな角度になるのだと思います。