昨日の記事とは
相反する、反対の内容ですが、
『ヘッドスピードは上げられます』

速く出来る…というと
なんだか 頑張って「速く振ろう」と言うイメージですが、
現状での多くのゴルファーの振り方、
クラブの扱いは
「わざとスピードが出ないように振っています」

多くのゴルファーは
「クラブヘッドの重さ、そしてクラブの長さ、
 ヘッドスピードによって作り出される
 遠心力がボールを飛ばすのに大きく影響する。」

と信じています。

この考えが改まらない限り、ヘッドスピードは
筋力と痛みに耐える我慢によってしか増えません。
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遠心力は クラブのグリップ→ヘッド方向 に働きます。
その遠心力は ヘッドの重さや長さが決まっていると
 移動させる速度(スピード)に準じます。
つまり、速く移動させれば それに相当して
 クラブが外に脹らむ、外に飛び出る力も増えます。
外に飛び出るチカラ、はヘッドが横に移動することの
大きな阻害要素ですし、
クラブが外に飛び出ないよう強くも握らなくてはなりません。

スナップショット 1 (2012-07-27 13-10)


遠心力の概念、もうこうなると妄想に近いかもしれませんが、
から逃れられない限り
「スピードを上げようとする行為 と
 スピードを抑えようとする行為」 を
同時に行っているのです。

サイドブレーキをひきながら、アクセルを踏んでいるような
そんな行為だと言えます。
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ヘッドスピードを上げる というのは
打撃の破壊力…ヘッドの重さを増やす行為 と
ほぼ同等なのですが、
この概念の中にいる限り、
ヘッドの重さが増えると「より振り難くなる」という
矛盾のループの中から抜け出せません。



よく考えてみましょう。
アドレスがあります。
この時、グリップの方が高く、ヘッドの方が下にあります。
トップオブスイングがあります。
昨今のヘンテコりんなスイングは除外して、
多くの人のトップでは
その上下関係、位置関係は逆転します。
なぜ この位置関係を打つ為の下準備にするのでしょう?
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ヘッドが高くなれば その重さが使え
より強い遠心力を生み出せる?
スナップショット 1 (2013-02-08 20-14)

いやいや それはクラブを遠くに放り投げる競技
 であれば、有効な発想だと思いますが、
ゴルフショットは そのクラブ『で』ボールを
 遠くに、正確に、望み通りに、繰り返し 打つことを
競う遊びです。
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クラブを放り投げ、ボールに当て、
そのボールを遠くに、望み通りの方向に となると
クラブを放り投げる速度と正確性の関係は
相反する関係になると思います。

気が狂ったような研鑽を積めば 可能かもしれませんが、
楽しく万人が遊べない…と言う発想からは遠く離れます。

スナップショット 3 (2015-01-18 15-57)

打ち手がクラブを動かす唯一の方法は
グリップを動かすことです。
あたりまえですが、グリップが速く移動すれば
当然 ヘッドも速く移動します。
そして トップオブスイング という
打撃の準備行為では
 そのグリップとヘッドの上下関係は逆転しており、
ヘッドの重さやクラブの重さで
 グリップを速く動かしやすい状態になっているのです。

ゴルフ用語で言われる「キャスティング」とは
 ヘッドの重さでグリップを動かそう とするのではなく
 ヘッドの重さでヘッドのみを動かそう とすることを指します。
そして 多くの人はそれは「ボールを打つ」と言う行為に
 つなげておらず、結果とは裏腹なのですが、
 単にヘッドを速く動かそう とする気持ちばかりに
 留まってしまっています。

悲しいかな 教える側やプロの立場の人でも
明らかに「アマチュア」レベルの発想のまま
ゴルフスイングを教え、作ってしまう時代になってきました。
確かに ゴルフをする、ボールを打つのは人間ですが、
少なくとも 科学的なメカニズムが働く という
何かの理由あっての構造や動作だと言うコトを認識して貰っても
バチは当たらないような気がします。