46インチのドライバーも普通になりつつある現代
軽いヘッドのクラブは時限爆弾とも言えます。
スナップショット 2 (2016-07-03 0-22)

内部事情で言えば、
チタンのドライバーヘッドの場合、
色々な製造手法はありますが、
だいたい ヘッドのコストは似てきます。

ところが、シャフトの場合は少々異なります。
繊維質のモノですから、良い繊維を使えば
それは何百本の繊維、何千本の繊維になりますから
その差は、コスト差は、かなり開きます。

現代の大手メーカーの市販ゴルフクラブは基本
希望小売価格は合ってないようなものです。
マークダウン・・・と言って、
次のクラブが発表されると
希望小売価格を大幅に、半額近くに落とすモノもあります。
販売総数の多くをマークダウン後に。。。
なんてことも少なくなく、
コスト計算は
 マークダウンすることを基本にしているでしょう。

となると 高額なコストになるシャフトは使えません。
軽いヘッドでシャフトに負荷の少ない状態は
売る側にとっても都合がいいのです。

しかし、それは使い手、ユーザーにとっても
売り手にとっても時限爆弾です。

軽く、壊れないための硬いシャフトは
打ち手が振らないと飛びません。
振れるスピードが命です。
スイングの動作が速くて、スピードが速いのは
問題ないですが、
体を止め、グリップを止め、シャフトを振る
シャフトの角角度動作をするスイングであると
インパクトはほぼ100%煽り打ち、しゃくり打ちになります。
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ブログ記事でも多数書いていますが、
煽り打ち、しゃくり打ちは 基本飛びません。
例えば 正しくヘッドの下降過程にインパクトがあれば
実質ヘッドスピード38ms で 220〜230ヤードの
キャリーボールは難しくありませんが、
煽り打ちをすると その距離を打つのには
ヘッドスピード 42msではしんどいでしょう。
まあ 多くの人が言っている ヘッドスピードは
かなり上げ底なのでピンと来ないかも知れませんが…。

煽り打ち・しゃくり打ちだと
女性や年配の方など
 ヘッドスピードそのものが高くない人にとって
非常に厳しいモノになります。
ヘッドスピードが 徐々に低下していくとすると
距離はあるヘッドスピードを下回ると極端に落ちます。
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困ったことに 煽り打ち・しゃくり打ちでは
地面から打つショット、特にフェアウェイウッドが
得意ではない場合が多いので
ヘッドスピードの高くない人にとって
使用頻度の多いFWが苦手・・・・という
  二重苦の状態になるのです。

煽り打ちなので煽りますが、
煽り打ちはアプローチ・パター、
 特にバンカーショットが上手く行きません。
ヘッド軽い、シャフトの硬いクラブでは
バンカーからボールを上げ、ある程度飛ばすには
必要なヘッドスピードが高くなるので
ドンドン窮地に追い込まれるのです。

正直、多くの人はそれに気づいていませんし、
当然 知りません。
加齢して 運動性能が下がってくると
 ある所で極端に距離が落ちる。
ドライバーが飛ばないと
 フェアウェイウッドの使用頻度が増えますが、
それも上手く行かない。

かと言って バンカーを含め、
グリーン周りのショットもより上手く行かなくなるので
スコアもどんどん落ちてきます。


スナップショット 1 (2015-07-03 15-51)

ヘッドだけを振るショットは
 体を捩じりますから、高齢になると
本能的にそれを恐れ、体が動きません。
元々 体によくない動きなのですから当然です。

その道に追い込んでしまうのは
結果として ゴルフ人口を減らしてしまうので
売る側のメーカーにとってもマイナスなのに
気付くのは一体いつなんでしょう…。