実際のスイングやショットをする前に
「体の回転」
 特にトップオブザスイングフォローについて
マメ知識として知っておいて欲しいことがあります。


体の回転にはゴルフクラブだけでなく
腕や体の重さも回転・向きを変えることによって
重さを増し、好き嫌い、意図的・無意識にかかわらず
遠心力の影響を受けます。

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ゴルフのショットは止まったボール
動かない定点をクラブヘッドによって
当てる・打つ・打ち抜く・通過せねばならず
運動中にかかる負荷に
その定点を正確に、繰り返し打つのには
あまり有りがたいものではありません。

遠心力は ダウンスイング中、ボールへの方向
そして ボールを打ちたい方向とは立体的に90度以上異なり
方向だけでなく、その重さも常時移り変わる
大変厄介なものですが、
人間の反応力・演算力はとても優れたもので
その不可抗力に対し 常時計算して定点のボールを打とうとします。

よって 体の回転をした時
背骨を軸にしていようが、いまいが
回転の外へと膨らむチカラに対し
必ず 逆の補正をかける動きを入れがち です。
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ですので 体への負担をできるだけ少なくするため
背骨を軸として回転するのには
常時 遠心力も頭に入れておかなくてはなりません。
✋もちろん 積極的に遠心力を増やそうとする動きは
 ゴルフスイングには良い動きではなく、お薦めしませんが。
スナップショット 1 (2016-12-24 3-12)

人間の体は 背骨を軸とした時
頭も含め、体の重たい部分は 胸〜腹側
前側にあります。
ですので 体の向きを右向きにすれば
 その重さは右足に多くかかり
左に向きにすれば左足に多くかかります。

最終的には 体の回転と体重移動は同意語とは言えないまでも
とても似た、同一に近い動作になります。

回転無しで正面を向いたまま
 体重移動をすると、直立の状態から
頭も含めた胴体を 右の骨盤に載せれば 右体重
左に移せば 左体重になります。
スナップショット 3 (2012-03-02 19-53)スナップショット 5 (2012-03-02 19-54)







その際、右体重では右腕は右足よりも外(右)に位置し
左体重の時は左腕は左足よりも外(左)に位置します。

両方の腕が脚よりも中、体の中に位置している場合
体重は移り切っておらず、必ず体は傾いて
左体重願望状態では 右に体は倒れ(傾き)、
右体重願望状態では 左に体は倒れます。
腰の部分だけが その願望する体重の方向の足にずれる状態です。
多くの人が ちゃんと用語を知らずに使っていますが
これを スウェイ と言います。

腰だけが 移動させたい足の方にズレて
気分だけ体重移動した状態の事です。


この動きは 前傾姿勢が必ず消え
その分 体が横に傾く姿勢です。
最近のプロにはとても多いですね。


この回転方法、この打撃方法では
ショットのも複雑になるだけでなく
潰れた腰に常時体重がかかる時間が長く、
筋力や運動性能、若さで補う部分が多く
長く楽しみたい方やおじさんにはかなり苦痛が伴います。

ゴルフで腰痛、もしくは首を痛めている人の
とても多いパターンです。
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体は回転させる しかし 体重は移さない
という最近ある幾つかのスイング理論がそうですね。

まして 実際のショットになれば
体や腕、クラブなどの重さ・遠心力を補正する動きが
入るので、意識として大袈裟に体重移動しようとしても
実際には半分程度の動作に修まります。

最終的に 背骨を軸にして
その場でくるりと回る と実現するには
かなり大きく 頭も含め胴体を動かしておく意識が必要です。
始めから その場でくるりと回る意識で
実際のショットを行うと 補正動作分
必ず体には 必要ですが、不必要な横の傾きが生まれてしまいます。

ここが体の回転のトリックとも言えますね。