アマチュアゴルファーの願望として
飛ばしたい と共に 安定した球筋を打ちたい
と言うのがあります。


特に 右に曲がる 右回転/スライス系
左に曲がる 左回転/フック系
これを安定させたいと願っています。


今回は横回転についてお話しします。
ちょっと難しいかも知れませんが、
とても大切な事です。
 質問・コメント・相談等どんどんして下さいませ
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ボールの横回転を生むフェースの向きは
アドレス時の飛ばしたい方向とは直接関係にありません。


ボールのこの横回転、勿論縦回転と混じり
ボールは斜めに回転するのですが、
これには約束事があって
ヘッドの進行してきた軌道(方向) に対しての
フェースの向き によって決まってきます。


例えば アドレス時の状態、
アドレス時の飛ばしたい方向
構えた方向 に対して
フェースが右を向いていてインパクトを迎えても、
右回転・スライス回転になるとは限りません。
アドレスに対し フェースが左を向いていたとしても
左回転(フック回転)が入るとは限らないのです。

IMG_1150例えば このデータのように
アドレスの飛球線ラインよりも
5度右を向いたインパクトでも
5度インサイドから入って来れば
基本右回転は入りません。
5度インサイドから入って来ている状態で 10度右を向いていれば
右回転は入るでしょう。


正しいクラブの扱いをすれば
この関係には法則を作り出すことが出来るのです


体の回転通りに、
体の回転で直にグリップを動かしていれば
ヘッドの通ってくる軌道と
フェースの向きの関係には一定の法則が生まれます。

正しく 体の回転で動かせば
ボールから離れたところ、
体が右を向いている時間の中で
インサイドから入ってくる訳ですが
その量は人によっても癖というか、特徴があります。
(クラブの長さの使い方と関係しますが)

それにしたとしても
その人、その人で
どの位 インサイドから入ってくるかの度合いと
フェースの向きは一定になります。
5度インから入って来れば 5度前後右を向き、
傾斜など何かの理由で
 5度遅れて外から入って来ても5度前後左を向く、
多少のずれなどがあっても ある法則性が出来てきます。

腕の補足が在ったとしても、基本、体の回転でグリップを
動かして、その結果ヘッドが引きずられて来れば
そう多くの種類の状態は生まれなくなります。

軌道の変化も起きにくいですし、
ヘッドの重さによる作用反作用も一定していますから
軌道とヘッド姿勢に一定の関係が生まれやすいのです。

ですので インから入って来れば
 度合いは兎も角、絶対にフェースは右向き
(アドレスに対し)
アウトから入って来れば フェースは絶対に左向き になります。

そして その一定法則を持ったクラブの使い方をすると
ボールは概ね 軌道通りの所に飛び出します。
振った通りに ボールは飛び出る という事です。


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ところが 今流行りの
ヘッドターン、クラブを振る振り方だと
その軌道とフェースの向きに法則が生まれません。
一定の法則がないので
インサイドから入れても どスライスになったり
アウトサイドから遅れて入れても やはりスライスなったり
ボールの横回転の基準になる ヘッドの軌道すら
毎回毎回バラバラになり易い上に
それに対するフェースの向きに一定の関係が存在しないので
同じような弾道を繰り返し打つことが出来ません。
ボールの曲がりだけでなく
ヘッドを動かしている軌道と飛び出るボールの方向の
関係にも一定性が生まれません。


多くのゴルファーは
体をまず動かし、次にグリップだけを動かし
ある所からクラブを振り始めます(角角度運動)
クラブは構造上 先端に重さが集中していますから
その作用反作用によって 止めている筈のグリップが
引っ張られたり、それを相殺する為引っ張ったり
しかも クラブの重さ感は そのヘッドの姿勢や
クラブの位置・姿勢によって異なってきますから
そんな状態では 軌道そのものも
それに対するヘッド姿勢も一定の法則が作り出せません。


そして この横回転というか弾道そのものは
その入ってくるヘッドの軌道に対するフェースの向きと同じく
縦の方向に対しての ヘッドの軌道に対するロフトの作り方
とも密接に関係して、
ヘッドを振る振り方だと このヘッド軌道の入ってくる角度
そしてロフト姿勢にも一定の関係が存在しないので
横回転だけでなく、縦回転や
それに食われるボールの速度も毎回毎回マチマチに
なり易くなります。
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ボールを横回転無しで打つことは基本不可能です。

その横回転が 曲がりにつながるかどうか
曲がりとして表れるかどうか は
横回転と縦回転の割合とボールの速度によります。

打ち損じは別として
右回転であっても、左回転であっても
縦回転の 1/4程度の横回転であれば
ボールに曲がりは出てきません。

厳密な数字は ボールの速度によって違うので
何とも言えませんが、
その何とも言えない部分が
あまりに不確かな ヘッドを振る、ヘッドを返す
シャフトを振る振り方では
アマチュアの練習量、練習頻度、運動性能では
一定の球を打ち続けることは
物理的に不可能なのです。