もう アイアンにスチール・軽量スチールが定着して
10年は経つでしょうか。。。
45インチのドライバーと
38インチ(5番アイアン)
この長さから計算すると
二つのシャフトの硬さの違いは
振動数で言うと 30cpmが最大
基礎になる硬さ帯にもよりますが
20cpm程度の違いが使いやすい長さ分の差 でしょう。
多くの市販のクラブのセッティングのデータを取ると
殆どケースが
ドライバーは そこそこ柔らかく
フェアウェイウッドは ドライバーよりも硬め
ユーティリティは そのウッドよりも更に硬め
アイアンに至っては
ドライバーのシャフトの硬さを基準(R)とすると
XXとかXXXの硬さに値するものです。
それに応じて ほとんどのゴルファーは
ボールの位置を ドライバー ➟ ウエッヂ に向けて
中に入れ(右に寄せ) 使っているように思えます。

データを探ってみると
プロが飛距離が伸びた と言われていますが、
アマチュアの ドライバーの平均飛距離は20年前と
殆ど何も変わらず
逆に5番アイアンの距離は落ち
フェアウェイウッドが使えない人が増えています。
過去にも得意! と言う人は多くは在りませんでしたが
最近になって バンカーショットやアプローチショットを
苦手とする人が顕著に増えているようです。
セッティングと言う意味で
大きなヘッドで長いドライバーのシャフトが一番柔らかく
小さなヘッド・軽いヘッドのアイアン・ウエッヂにかけて
シャフトが硬くなれば
必然的に フェアウェイウッドが苦手になり
アプローチ・バンカーが苦手になるのは当然でしょう。
言葉は悪いですが、ドライバーを煽り打ちしても
運動不足なおじさんゴルファーにとっては
大して距離も伸びませんし(変わらない)
体を壊す可能性は飛躍的に増えるうえ、
地面から打つウッドやアプローチを苦手とするデメリットが
多いのですから、そろそろ辞めても良い頃合いです。
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