昨日のお話しの延長線上ではありますが、
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1947725.html
多くの人は 視覚的な情報から
スイングの機能において
体の部位を間違っています。

大間違いです。

しかも、この間違いを是正せず
スイングを繰り返してしまうと
体を壊す可能性が高く、
痛める場所が首や腰という
生活に重要な箇所なので深刻な問題になります。


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それは
上半身の角に部分にあたる
スイングに於いて『肩』と呼ばれる部分は
体ではなく腕の一部だ!
という事です。


腕は肩甲骨によって体と結びつき
肩甲骨は胴体の中に位置していますが、
どちらかと言うと役割として腕に該当する部分とも言えます。

肩を回す とは
主に大腿や膝の動きによって動かされた骨盤が向きを変え
その上に乗っかっている 胴体が向きを変えるから
結果として 肩を結んだラインを動くに過ぎません。



確かに腕と体を結ぶ肩甲骨や腕そのものの可動域は
そこそこありますが、
背骨には体をねじるための関節は存在しないため
体の捩じりは 体への衝撃などの緩和するためのクッション
としての役割が多く、それそのもので運動にするのは
余程の訓練やそれを守る筋肉などが無いと
とても危険です。

例えば 絵ではありますが、これをご覧ください。
5d625fee腰のラインを一切動かさず
左右の肩を上下させる動き。
十数年前であれば
ギッタンバッコン
(関西ではバッタンギッコン?)
という悪癖の代表です。
体の側帯を伸ばしたり縮めたり
パッティングであれば
微妙な距離感を要するそんな動きを
全力て動くことを得意とする肩甲骨周りの筋肉でやる
のですから とても奇妙です。

腰が捩じられ 側帯が伸び縮みする動き
パターを練習すれば腰痛になるのは当然でしょう。

左右の側帯を伸ばしたり、縮めたり、
背骨をねじったり する動きは
ケガ予防のためにする ストレッチや準備運動
なのですから、それそのものを運動の主動作にすれば
痛めるのは当然でしょう。

スイングの問題にも直結します。
607a83e4-sこの選手で言えば
体の回転を
肩回りの回転を誤解しています。
上手く出来る、出来ないは
商売でやっているのですから
訓練の賜物 と言えますが、
どうしても スコアに直結するパッティングや
アプローチは時間で言うと割く割合の高い練習です。
深い前傾のこの状態で この動き方をすると
当然 この選手も腰を痛め、慢性化します。

スイングプレーンの話でも言いましたが
テークバックを腕だけ、肩回転だけで引いているので
インサイドも、上から打つ上 と言うのも存在しません。
私の目から言えば「上げていないのも同然」です。

アドレス時、左太ももの前辺りにあったグリップが
テークバックの時点で右太ももの前、や右に
移動していることがその証です。
この手のアプローチであっても
この足とグリップの左右関係は変わらない筈です。
スナップショット 2 (2015-09-24 17-52)

右を向く ということは
大腿を使って骨盤の向きを変えることです。
右を向いても 概ねグリップは左太ももの前に有るはずです。

手でクラブを右に引いただけなので
スイングの中に 上と言う空間が出来ていません。
(意味不明でしょうか…)
上げていないのに 下げれば
空間が足りないので
体を起こして、下に振るために上に引きながら
ボールを打つことになるので
打ちだしの高いスピンの少ない緩い球になります。

勿論数多く練習すれば これだって会得出来
使えるものになりますが、
ちゃんと体の機能通りにボールを打つのに比べ
遥かに練習量の必要なこの体さばきは
どんどん腰や背中を蝕んでいきます。

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フルショットになってくれば
これは 右の腰を潰したまま
体を起こしていく動きになり
より負荷が潰れた右の腰周辺にかかっていくのです。



そのキッカケはテークバックにある訳です。
スナップショット 1 (2012-10-02 13-54)tc3_search_naver_jpCAIGVQ67










右を向く ということは
骨盤は右を向くということです。

二つの写真を比較すれば
分かると思うのですが、
クラブだけを見れば 二つのトップの位置は
大きく違いはありません。
しかし 片方は 体(胴体/上半身)に対し
グリップの位置はさほど右に動いていませんが、
左の写真では大幅に倍近く右に動いています。

胴体/骨盤、体そのものを右に向け 元に戻す方がよいか
体は動かさず 腕でクラブを大幅に右にずらし、元に戻す
方がよいか・・・もし結果が同じだったとしても
後者の方が圧倒的に体を痛めます。
アマチュアゴルファー、特にオジサンゴルファーには
選択の余地はないかと思います。

スナップショット 3 (2017-01-23 17-38)

これに関して 最近ユーチューブなどの動画で
「トレーナー」と呼ばれる人たちまでも
この肩を回す、体をねじる動きを
体の回転と称して、推奨しています。
自称「トレーナー」と呼ばざるを得ません。
体のメカニズムや動きを研究している筈の職種の人が
アマチュアゴルファーに
体を酷使しての曲芸打法をアドバイスするのは
如何なものかと思います。
この年齢になってみるとより理解出来ますが、
体を守ろうとする本能は年々強くなり
体を痛めそうな動きには硬直してしまうような
そんな感じになります。
自分で自分にコブラツイストなんかかけたくありませんし、
今できる普通の可動域で遊びたいんです。
軟体動物になりたいのではありません。

また 若い年齢のゴルフを始めようとしている方たちに
こんな体を痛める動きを教えてしまったら
✋上手く打てるようになるまで時間がかかる
✋道具や練習、ラウンドにお金がかかる
✋車が無いと不便
✋簡単にできない
の上に 体が痛くなる、壊す の条件まで付けば
娯楽や遊びとして選択して貰えません。
『ゴルフ人口をどんどん減らすための活動かな』
 とも思ってしまいます…。