スイングプレーンとはなにか? を
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1946424.html
把握して貰えたでしょうか?


ようは 体の回転でクラブを直に動かしていないと
全く意味のない
どうしようもないものであり、
かつ その体の回転の時期とインパクトの時期の
関係を指すものです。

スナップショット 1 (2017-01-21 11-26)


体でなく、小手先で作る軌道(スイングプレーン)
も含めての話ではありますが、
その上での球筋…フックであったり、スライスであったり
左回転・右回転の球筋に関して…ですが
俗に言う
インサイドアウト≒フック
アウトサイドイン≒スライス は大間違い

というか どの軌道であっても どの弾道も打てます。
軌道の大幅修正、それに対するフェース面の向きやロフト
なって言うのは 無限
(本当に無限にある)に組み合わせがあり、
まあ ゴルフするのに許せる組み合わせは 1/300程度に
あっちこっちに存在します。


 アウトサイドイン だから スライス
と信じている人が
無理やり 小手先でインサイドに変えれば
以前よりも開いたフェース面の向き・ロフトになるところから
始まり、それを無理やり閉じるので
より複雑な より体に負担の大きいスイングになります。
正直 小手先でインサイドから振る振り方は
ものすごく複雑で、もの凄く無理があります。
練習場で出来たから と言って
コースで、特に後半や体調の悪い時にはほぼ不可能です。
IMG_0517

小手先でクラブを扱っている人が
フェースが開いているからスライス・・・
 ・・・さらに閉じようとすると
アウトサイドインの インの度合いがさらに強くなるので
より一層の フェースの閉じ が必要になり
ウサギとカメの関係は永遠に続きます。




球筋 特に横の回転に関しては
その軌道に対する フェース面の向き
の関係なので
インサイドから入っても
 その軌道のスクエアに対し、
フェースが右を向いていれば 右回転になりますし
アウトサイドで入っても
 その軌道のスクエアに対し
フェースが左を向いていれば、左回転になる

 と言うだけの話です。
IMG_0525

スイングの軌道によって
球筋を変えようとする人は
おそらく フェースの向かせ方が軌道を変える
・・・意識的にフェースを右に向けようとすると
クラブは体から離れていこうとし
・・・意識的にフェースを左に向けようとすると
クラブは体の近づいていこうとする

当たり前のクラブの働き
ヘッドの姿勢はグリップに、クラブに
影響を必ず与え続ける という当たり前のことを知らないか
無視していることが多いように思います。

ゴルフクラブは正しく扱うと
概ね 左回転の弾道になります。
球の曲がりは その度合いによるものですが、
体の回転通りに直にクラブを動かしても
クラブの長さの変わり方(意味わかるかしら) など
それは人によってそれぞれですし、
その軌道に対する フェースの向かせ方もそれぞれですから
全員が同じ球筋にはなりません。

そして この軌道というのは
今は横の移動に関してイメージしていますが
縦の移動も当然伴い
それも基本 体の回転が主になります。
小手先でクラブを動かすケースは論外ですが、
高すぎる弾道になる人は
何らかの理由で 上下方向において
 入ってくる軌道に対し ロフトが開いており
低すぎる弾道になる人は
 入ってくる軌道に対し ロフトが閉じすぎている
ということになるのですが、
この点においても その軌道は生き物のように
体の姿勢やフェース姿勢によって 動いてしまうので
それを安定させるためにも
 クラブの移動を体の回転に
 グリップの移動量によって ヘッドの移動量を管理する
ゴルフクラブ扱いにしなくてはいけません。

555


小手先でスイングプレーンを造る人は
その軌道とフェースの向き・ロフト と言う
実は相互に大きく干渉しあう 二つの事象を
同時に動かそうとするので
一般的な練習頻度や練習量では
一定の安定した球筋を変えることはほぼ不可能です。

嫌味でいう訳ではありませんが、
それが可能な練習頻度や練習量のある人は
自分独自のショット論を構築しているのですから
スイング論など不要です。


自分のショットを治したい、良くしたい
と言う場合、
 まず 体の動き(回転)
  で直にクラブを動かしているか
 それともそうでないか
 
判断するところから始まるでしょう。

ショットは フェースの向きに関しても
ロフトに関しても 角度の生き物なので
かならず それに相対する移動の方向・角度が存在します。
それを 体の回転で直にやらず
こて先で円で振ってしまえば
 難易度は倍増どころか、二乗倍になるほどの
違いがあるのが分かると スイングは変わっていきます。
ゴルフスイングなんて クラブがするものであって
人間のすることは イメージと言うか
ショットの概念を構築するにすぎません。
技術的な部分は殆どと言ってよいほど要らないのです。


安定しなくてもいい
飛ばなくてもいい
体の故障もいとわない

というのであれば、スイングの改良など不要です。