まずは この映像から見てほしい


なんの前置きもなく、映像を見ると
ごくごく普通に見えるだろう。

ところが このドリル(練習)は
トップの位置で 右を向きっぱなしのまま
左の上腕、もしくは左ひじだけを先に動かすことを
大変強く意識して貰っている。

条件
 1.トップではしっかりと骨盤を右に向ける
 2.右ひじを外めに張り、両肘の高さで
  右ひじの方が前傾分以上高いポジションを取る


と言うところをスタートに
この状態では クラブの重さはグリップを下方に
押す方向にかかっており
両腕、両肘の位置関係から その重さは主に
左ひじなり、左上腕にかかっていることを確認。
スナップショット 1 (2017-01-13 12-27)

その重さの通り
左の上腕を、 動かすというよりも
重さに従って 緩める に近い感じの方向に
動き出してもらうのがまずファースト!
スナップショット 3 (2017-01-13 12-28)

事前知識
 1.左への体重移動 を特に意識する必要はないが
 左に体重が乗る ということは
 左腕は 左脚よりも左にある という事を認識。
 2.クラブも含め左腕の重さが左脚よりも左に行く
 ということが、体重移動とともに
 左股関節の前傾姿勢を造る という事を認識。
 3.左股関節に前傾が移行、出来るという事は
 動作の進行方向に当たる左が低い時間が
 長く取れるということを認識。

スナップショット 4 (2017-01-13 12-29)スナップショット 5 (2017-01-13 12-29)








その重さが 右軸足から左軸足 に移る
ということが 自然な右向きの解放を生む ので
自発的な回転は 左腕とクラブの位置取りで作る
 ということ。

ダウンスイングの動き出し の段階から
右腕は 上から左グリップを押し続ける
ということは とても重要で
そのことによって 右サイドの高さが維持できます。
スナップショット 1 (2015-10-15 19-52)

ドリルとしての注意点
 1.腕さばきでボールの方にヘッドを出してはイケナイ
  あくまでも グリップの方がボールに近い形を維持。
 2.グリップエンドがボールを追い越すまでは
  ヘッドの方がグリップよりも高い位置を維持。


この部分はとても肝心で
映像の中では ヘッドを下げてしまっているので
そこは注意が必要です。

この二つを守ると ヘッドはボールに届きません!

だから 体を回す のです。

これを 体の回転でボールを打つ
と言います。


1206-07

スイングは斜めに傾いた円弧です。
体の回転によって 横の移動も 縦の移動も
当然行われます。
腕の仕事は その補助をしているに過ぎませんから
体を回さなくてはボールには届きませんし
 回している時がインパクトなのです。

トップの位置から クラブの重さなりに
左の上腕が移動し始め/動き始め
ああ これだけだと届かないなー
というタイミングが体の回転のロックを開放するタイミングです。

一般的な 腕と回転のタイミングは真逆 なのです。
一般的なタイミングでは
 ボールを打つ前後は腕だけ動いていて
体の回転は 腕を振るためのきっかけや反動でしかないのです。



この映像位のタイミングを覚えないとダメです。
体が右を向いたままを維持し

まず 重さなりに左の上腕が先に動く・・・
多くの人は左の上腕を単体で動かせず
体を動かして 左の上腕を移動させることが
左⒲の上腕を動かした感覚になるでしょうから
グリップのかかる重さによって
左ひじなり 左上腕を緩める って感じがよいかもしれません。





体〜胴体(骨盤より上)が回ったことによって
直に、ダイレクトにゴルフクラブが
そしてゴルフクラブを持った腕が移動しないと
体を回したことによる意味と言ってよいのか
機能を発揮しない。


多くのゴルファーは
体を回すこと そのものは大事と認識し
回すことそのものは意識しているが
その意図は読めていない。
くどいかも知れないが、
体を回すことをクラブを直に動かす為の手段であって
目的そのものではないのだ。

人間の体はフレキシブルに出来ているから
腕(肩関節)をユルユルにしておいて
体の向きだけを変えれば 当然腕のその重さ
両方で8キロ位ある その重さは動きたがらない。
つながっているから 遅れた形で動き始め
体の回転が限界になって
その回転運動をリバース(逆回転)させれば
体の動くリズムとはちょっと違った形で
ゆらゆらと腕は動き、
やがて その腕の重さによって 体の回転の運動そのものが
本来のモノとは違った揺さぶりに変わってくる。

それが多くのゴルフスイングの実態なのです。

スナップショット 1 (2017-01-13 12-27)スナップショット 3 (2017-01-13 12-28)スナップショット 4 (2017-01-13 12-29)






体の回転によって
腕を、クラブを直に動かさないと
その揺さぶりが動作の中に入り込んで
右サイドが下がったり、体が開いたり
それはある種 人間の補完動作というか
安全や自己保護と為の反応動作とも言える訳で
必然な動きになってしまう訳だ。

腕を率先して
体の回転よりも先に動かしておく意識がなく
つながっているから どうせ付いてくるだろう…、
レイトヒッティング
(意味不明なのですが)だからワザと遅らせて
みたいなゴルフスイングの概念で
ダウンスイング時、右サイドが下がってしまうのも
体が早く開いてしまうのも
必然、そうしないとボールが打てないとか
体を痛めてしまうから行われている動きで
ボールが打てなくなってしまったり
体を痛めてしまうから治すことは出来ない。