体を回す…ということを理解していないゴルファーが
少なくないようですので、解説します。

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体を回す、もしくは体の回転で打つ
ということは その字の通りですが、
体を回すことそのもの がクラブの移動になり、
スイングの円弧はその体の回転そのものによって
生み出される ということです。


スナップショット 2 (2014-03-25 12-04)スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)



余りにも当たり前すぎて なんだかなぁ ですが、
多くの方の勘違いはこういうこと(以下)です。


腕というのは 片腕で
おおよそ 体重の6% と言われています。
70キロの成人男性 であれば
片方の腕で4キロ強、 両方で9キロ近くある訳です。
長さや運動が加われば おそらく十数キロ以上の
重さになるとも考えられます。

スナップショット 2 (2012-03-06 4-00)スナップショット 5 (2012-03-06 4-01)スナップショット 7 (2012-03-06 4-02)








ゴルフのアドレスをクラブ無し・前傾なしで行います。
その状態で『前へ習え』をしてみましょう。
そして 概ね体の真ん中で手のひらを合わせます。
これからテークバックをして 右を向くわけですが
その自分の上半身と腕の関係を維持したまま
右を向くのには
 体だけを回したのでは 腕は重さ分取り残されます。
意識として 行くであろう仮想の位置、想定される方向へ
腕そのものを動かしておく必要があります。
でないと 合わせた手のひらは 体の左、
 もしかすると 体の左-外にズレてしまいます。


その『前習え』の状況で
バスケットのボールを両手で挟んだとしましょう。
腕の意識を忘れ、体だけを回せば
当然 腕やボールの重さの分 ボールは取り残されます。
ゴルフのスイングで言う所
体の回転そのもので ボールを放り投げるとしたら
体に同調させ、もしかしたら 体の回転よりも積極的にか
事前にか 腕を動かしておかないと
結果としては 最後に腕の振りだけでボールを投げることに
なるでしょう。
それはゴルフクラブであっても同じです。

 意味わかってきました???
スナップショット 1 (2014-01-17 0-17)

ゴルフのスイングには
 それにクラブと言う重量物が加わります。
腕の長さに加え、1mの棒、しかも先端に重さが集中した
とても編重した道具です。

体の回転でボールを打つ ということは
体の回転「そのもの」でクラブが動かなくてはなりません。

当たり前ですが クラブは腕で体をつながっています。

そして その腕やクラブにも重量があるのです。


スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)つまり 体の回転そのものでクラブが動く
ということは その体の回転に合わせて
腕も一緒に動かしていないと
単に 体だけが回って
 本来体の回転で出来ること、して貰えること
それを逸してしまい、結果 それを補う形で
腕でクラブを動かすことになる という事です。

これは誰かわかりませんが プロです。
このスイングなんかも典型的で
既に体は正面を向いています。
これから腕で振るであろう スイングの弧は
本当は既に終わっている筈の「時期」です。
体で直にクラブを動かしていれば
 既に打ち終わっていてもいい「時期」です。

体で直にクラブを動かしていれば
とても大切な「角度」というものがある
ゴルフクラブも 大きなズレやブレが発生し辛く
よく言う スイングの軌道 ヘッドの軌道も
一定になりやすい です。

ところが その時期を失い
それを 手で繕う となると
スイングの軌道やヘッドの姿勢、角度など
無限な種類の方法論やタイミングが発生し、
正直 アマチュアの打撃数、球数では
二度と同じことが発生しない ほど です。

多くのゴルファーは
体を回すことそのものの部位も間違っており
最近では トレーナーや整体師さんなど
体のことに詳しい筈の人までもが
胴体をねじる、背骨をひねる ゴルフスイングを推奨しています。

体 とは 胴体そのもの
骨盤、股関節から上の胴体そのものです。

その胴体から生える腕
 それには当然重さがあり、長さがあり
放っておくと そこに留まる性質を当然持っています。
そして その腕でクラブとつながっているのです。

よって 体の回転そのもので
クラブを動かすのには
その動いていく方向に沿って、方向に向いて、
自発的に、意識的に腕を動かしていないと
同期しない というか、同時進行して行かないのです。
スナップショット 5 (2013-11-13 6-42)スナップショット 1 (2013-11-13 6-41)






多くのアマチャアのそれは
ただ 儀礼的に体を回しているに過ぎず
体を回す効果や意味を持たせていません。

結局 肝心な時期を失い、腕で振るので
体を回さず、腕側の上半身だけをねじるようになるのでしょう。