ゴルフクラブにはいろいろとルールが有ったりする訳ですが
その中でも グリップ に関しては
結構グリップ、そしてグリップする(動詞)について
ヒントになるものがあります。
grip

基本的に 円型なものであって
特に板状のもの というのが厳しく禁止、制限されている訳です。

前にも書きましたが
グリップは 『グリップ』 であって
『グラブ』ではありません。
日本語的なニュアンスで言うと
前者は指で握るもの
後者は掌で握るもの
 です。

最近は プロも含め グリップが非常に汚い
美しくない握りが目立ちます。
それが故か グリップにバックラインという
ものすごく便利な 非常に機能性の高い
クラブの使い方を示唆する 機能を
あまりいい意味ではなく必要としない
(その機能がなくても実現できる という意味ではなく
 機能そのものを無視してしまうという意味)
スイングが目立っているように思えます。
スナップショット 1 (2013-09-09 13-43)

グリップの基本は
手のひら、特に親指の掌底が左右に合掌している
ということです。
それによって 両方の掌とロフトがない0度のものとして
フェース面が一致した関係になっている訳です。

両方のグリップ(人間の手の方です)
これを ドラえもんの手のように  げんこつ
じゃんけんのグーの握ってしまっては
その 平面や直線という意味で
クラブと人間に一致がなくなってしまいます。

クラブのグリップの方のバックラインは
そこが膨らみ 飛び出ている ということではなく
クラブのグリップの形状は「板状」が便利
機能的であるということを喚起させるための物です。
スナップショット 8 (2013-09-10 1-47)

ですので バックラインを指の関節に当てる のではなく
クラブが、クラブのグリップが
シャフトなり クラブのグリップの厚み分の板
かまぼこの板 のような感じで
関節と関節の間に収めるような感じになるわけです。

シャフトのルールもそうですが
クラブが ロフト面と平行な板状であると
それそのものが使い方を示唆することになるのです。
どの方向に動かして どのように扱うか
それを惑わせるのが 円 円型の物なわけですね。

クラブを円に振りたくなるか
クラブを直線に動かしたくなるか
 それを物語っているようでもあります。