「体の力を抜いて 楽に」

「力んじゃ駄目!」


練習場で一番耳にする言葉でしょうか

ミスショットした時に
「今のは力んだからなぁ〜」
良く耳にしますよね

力む理由は簡単です。

力まなければならないから です。

力まないと ボールを打つことが出来ない
そんな環境・状況が出来てしまっているからです。

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それを 単に 力まないようにしても
ボールを打つことが出来ませんし
なんの解決策にもなりません。



力んでしまった その理由は


クラブが重くなってしまうから。。。
クラブが重くなってしまったから。。。



 実験してみて下さい☆
クラブを左手一本で持ちます。

シャフトを垂直にして持つと
 クラブのカタログ上の重さ

でも ここに腕の重さも含まれています。


そのまま トゥ方向に倒し
シャフトを地面と平行にすると
(腕とシャフトを一直線にすると)
ヘッドの重さ×長さ の分だけ重くなります。

同じシャフトを倒すのでも
シャフトを自分から向かって右に
フェースが上に向くように倒すと
更に 重さは増します。
重さにベクトルが加わってきます。
左手一本では持っているのが精いっぱいに
なりつつありますし 体でバランスを取らないと
その状態は維持出来なくなりつつあります。


その状態のまま 左腕をまっすぐ伸ばし
胸に付けてみます。
(仮面ライダーの変身のポーズです)
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この状態が 静止時での 最大に重くなる状況です

これを ダウンスウィングの始動時 と考えましょう

自分はこれから 右⇒左 方向に 移動
 運動〜打撃します。

シャフトが垂直の状態と
フェースが上を向き シャフトが倒れ
左腕が左胸に張り付いている状態

この二つを比較すると
その差は ん十キロの運動負荷の差になると思います。

どちらが 力みますか

後者の方で 力まずに ボールまで
辿り着くでしょうか。。。

力むこと そのものでなく
力まなければならない クラブの位置・姿勢を
解決するべきなのではないでしょうか

上手く打てた時。。。
なんの感触とか クラブの重さ感が
記憶に残らない。。。 そんな体験を
皆さんしていらっしゃいますよね