勘違いして頂いてはいけないのですが
その選手が悪いとか 間違っているとか言っているのではなく
練習量や頻度があまり取れず
運動性能・運動神経が低下気味の
オジサンゴルファーが参考にするには適していない
ということの例として使っているに過ぎません。

例えば 遼君のスイングは遼君のものです。
契約の問題から 選択余地の少ないゴルフクラブ/セッティングを使い
豊富な練習量、20代の若さ、筋力トレーニング、体へのケア
過去の経験、などなど
遼君が自分で選択したスイングです。
しかし、冷静に判断し 客観的に分析すると
オジサンゴルファーが参考にして良い部分は
多くありません。 という意味合いなのです。



cap02では 本題にはいりましょう。
この画像で気になる点はありませんか?

私は気になります。
勿論 オジサンゴルファーが参考にする という点においてです。

まず テークアウェイ…
このテークアウェイから見ると
アドレス時の前傾姿勢はかなり深め と思われます。
ところが、 打ち終わっているとは言え
フォローでの前傾姿勢はかなり棒立ち気味です。
それはなぜでしょう。。。。
こちらとはだいぶ違うように思えます ↓
02_b

そして それに関連するのですが、
テークアウェイとフォロー
二つの映像の背景と頭の位置を比べてみて下さい。
なぜか フォローの方が画面で右
飛球線方向に対し後方に下がっていますよね。

勿論 状況に応じて
何か意図的にやっている可能性はあるので
間違い とか そういう意味ではありませんが
オジサンゴルファーが基礎とすべきアプローチではなく
典型的にうまく行き難い
絶対的な練習量・練習頻度の必要なショットの参考例です。

まず このアプローチで大きな問題点は
体の回転を 足を使った骨盤・腰の回転を主にしているのでなく
肩まわりの回転で行っている点にあります。
cap02

テークアウェイの時点で動いているのは
左肩・左腕だけです。
本人はたぶん染みついた自分の動きを無意識で
行っているので自覚は無いと思いますが
自分の体の向きに比べ 大きく左腕はローテションして
左手の甲が見えてしまっています。
足を使った体の動きでグリップを動かしていないからです。

 *テークアウェイを,硫菫
 *インパクトを△硫菫
 *フォローをの画像


次に… ,茲蠅皚△諒が
明らかに左肩、左サイドは高くなっています。
本来は概ね平らなところで打っているのに
この左肩が上がった分
ロフトは増えていますし、軌道も上向きです。
、□ を結び付けていくと
かなりの左足上がりの感じですよね
このアプローチだと
クラブの製品ロフトよりも大きなロフト
左足上がりで打つようなロフトになってしまうので
振った分、ロフト分 飛距離が出ません
ですので 必要な距離を最低限で打つのに比べると
どうしても速い・大きなスイングが生まれやすくなるので
ミスを誘発しやすくなります。

アマチュアの典型的な
肩の揺さぶりだけでクラブを動かすショット…。
cap02
前傾姿勢はあるとは言っても
足を使った体の回転は水平に近い横運動です。
ところが このように肩の揺さぶりだけでショットすると
それは かなり角度の違う縦の運動になってしまいます。
故に本来の円弧よりも小さなものになり易く
インパクト付近で縦(上下)方向にヘッドが急激に動き
体も上を向くので、背骨が右に傾きやすく
クラブの最下点はアドレス時よりも右にズレ易くなります。

アマチュアがグリーン周りのアプローチで
トップしたり、ダフッたり、ザックリやる
典型的なショット方法です。

この写真は意図的な部分はわかりませんが
練習量や経験の豊富なプロが故に
手さばきや膝さばきでミスを回避していますが、
アマチュアがそのまま真似てしまうと
こうはいかないでしょう。
4c9a0689

これはパターストロークでも同じです。
この肩の揺さぶりだけでするストロークは
上記のパッティングストロークと同じで
製品のロフト分、ショットのスピードや大きさほど
距離が出ません。
故に必要以上に速く・強く・大きく打たなければ
いけなくなりますから、一定の距離を打ち続けられません。
また 前述のようにミスの可能性の高い方法なので
速く・強く・大きくするとそのミスの度合いは
加速度的に増えていき
パッティングで悩むことになるのです。

パッティングストロークやアプローチで
ミスを減らす最大の方法は
その打つ必要な距離に対し
 必要最低限の動きの量
 必要最低限の動きの速度

に抑えることです。
要するに 
飛ぶパッティングストロークやアプローチでなくてはいけない
ということなのです。
ショットにおいても 飛ばす方法が一番ミスを抑えられる…、
ということなのです。
 とは言え 飛ぶからもっと と考えるかどうかは
 その人次第ですけれどね…。

正直 この肩の揺さぶりのショット法
一番飛ばさない方法なので
どうしてもミスの可能性が高くなってしまう ということです。
ですので 使えるのであれば
グリーン周りでは ウエッヂではなく
ロフトの立ったパターやアイアンを使う
 というのは
ミスを回避する選択として同じ考えなのです。