気持ちはわかるんです。
ヘッドとボールが当たるから
ヘッドをどこを通って、どうやって動かして
どうやってボールをぶつけるか という
部分としてヘッドにばかり意識が言ってしまうのは。
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しかし、当たらずの空振り というのは殆ど例外のような確率
どの道 
ヘッドとボールは当たる と仮定して
ミスや色々な球筋
同じような体力やスピードの人が打っても
同じような球筋や距離にはなりません。

それは ヘッドがボールと接触する時のグリップの位置
に違いがあるのです。


例えば 同じクラブを 同じような体力の人が使った時
グリップの位置が ヘッドよりも前(進行方向・打撃方向)
にあれば 弾道は低めになりますし
前にあるということは ヘッドが上から入って来ている
可能性が高いということです。
一方、グリップの方が後方(進行方向・打撃方向)
もしくは同列にあるとすると
前者に比べると弾道は高くなりますし、
ヘッドが下から入って来ている可能性も高くなります。

また体の回転→体重移動も
グリップエンドがボールよりも先にあれば
結果として体重は左に乗っていますが
グリップエンドがボールよりも後方にあれば
体重は右に残っているということですね。

ゴルフのクラブを考える場合
当たり前と言えば当たり前ですが
クラブと打ち手の連結部分である
グリップの位置、グリップの姿勢が
クラブ〜ヘッドの姿勢を創りだし
そして それは打ち手の体の位置や動きにも
つながっていくわけです。
20090801 2009_09_01_00_16_52-798フレームショット

これも当たり前で何度も提唱していますが、
ヘッドが勝手に動いたりすることが
クラブの使い方ではなく、
打ち手の体の回転でグリップが移動するから
ヘッドが動くわけです。
冒頭にも書きましたが、ボールに接触するのはヘッドなので
ついついヘッドばかりに気が取られてしまいますが
どうグリップを移動させると どうヘッドが移動するか
グリップの移動の方向や速度、量と直結してヘッドが動かないと
グリップが止まってヘッドだけが動くような扱いをすると
それがナイスショットであっても
ミスショットであっても
繰り返すことも修正することも大変困難になってしまいます。

これはショットに限らず アプローチやパターなどにも
見られるのですが、多くの人が
グリップと止め、その反動、クラブやヘッドに残る慣性で
ヘッドだけを動かし ボールを打とうとしています。
その打撃の概念が存在する限り
グリップを止め、そこからヘッドを動かす という時間で
必ず体は上を向いてしまいますし(煽り打ち)
必ず体重は右に残ってしまいます(正しい回転ではない)
スイングの技術 というよりも
打撃の概念そのものが誤っているケースの方が
圧倒的に多いのです。

インパクト付近は落下の加速も加わりますから
本来は動作速度、グリップの移動速度も当然
一番速い箇所になる筈なのですが… 現実そうではない。

最近の多くのプロに見られる動きですが
グリップの移動 横への移動を止めるため
その負荷を上に逃がし、結果 体を痛めてしまうケースが
この数年で激増しているように思われます。

ゴルフショットはグリップの移動、グリップの姿勢や位置
をどうするか と考えた方が
直接 打ち手が携わっているのですから
ヘッドのことを考えるよりも数段簡単な筈です。