体を回す ということは
いったい どこのどの部分をどのように動かすのか、
多くのゴルファー…、
もしかすると殆どのゴルファーは間違っています。

本やビデオなどを出しているレッスンプロでさえ
かなり怪しく…、
それを本当に実行したら 体を痛める というような
動きを教えたり、推奨しています。
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まあ ゴルフはどんなスイングで
どんなクラブで、何を信じるか も
人それぞれだからこそ 楽しいのではありますが、
オジサンゴルファーはゴルフが原因で
体を痛めることは出来るだけ避けたい ものです。

体を回す とは
体をひねることではありません。
何度も書いていますが
胴体や背骨には
 体の向きを横方向に回すための関節
 体を積極的に捻るための機能
それらは存在しません。
多くのゴルファーは
肩ライン…胸ラインを回し
へそから下の骨盤はそのまま
と考えていますが、
それは肩甲骨が動いているだけに過ぎず
胸ラインは殆ど動きません。

まあ 四十肩や五十肩予防のためには
確かに肩甲骨の可動域は広くていいとは思いますが、
それは ストレッチ運動であり
ストレッチ運動は 本運動のけが防止のための予備運動で
本運動ではないはずです。

肩だけを回してスイングする人の
多く、殆どがヘッドを振って、遠心力を作ろう
としている訳ですから
その背骨や胴体のひねりは 自分の意志の働く動作以上に
多くひねられ、負荷も掛かります。
それだけならまだしも
ゴルフスイング、ゴルフショットは
体をひねることが目的ではなく
ボールを打つ為の手段に過ぎない筈なのに…
なんだか それが目的になってしまっているような…
そんな感じさえしますね。

運動不足気味のおじさんが
肩だけを回そうとしてうまく行かず、
「俺 体硬いんだよー」ってぼやきますが
(硬くて当然、そういう機能、体にはないんですから)
それが逆にうまく出来てしまったら
人間は エクソシストの映画の女の子 じゃあないですから
それこど 体に支障をきたす可能性は否めません。

体〜胴体を一体に回していくことは
メリットこそあれ、デメリットは殆どありません。

体の故障のことは 比較しようがないので割愛しますが、
肩だけを回すスイングをしてしまうと
両方の腕の長さの都合がなかなか合わず
常時、腕の長さの調整に苦労します。

医学的にどうなのか はわかりませんが、
肩甲骨は腕の可動域を広げるためと
クッション みたいな役割も持っている訳ですから
ゴルフスイングの中では
横方向だけに動かず、必ず最終的には上下方向に
体を逃がす結末に至ってしまいます。

本来 体の回転は
前傾姿勢が多少あるとはいえ
水平方向の、横方向の運動な筈ですが
トッププロも含め、最近の疑似体の回転は
スイングの後半で大きく縦に、上下方向に角度を変えてしまい
その結果、脊椎や腰付近への負担を大きくしてしまっています。
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それを防ぐためにも
体を一体に回していく感覚を掴むためにも
動く方向の肘、特に上腕を
体の動きよりもやや先に
体の動きのきっかけとして動かす意識を持った方が
良いと思います。

特にダウンスイングでは
多くの人が足を使って、テークアウェイ以上に
体を ひねり増し してしまう傾向が強く見られます。
進行方向の上腕が動いていないと
体は本来の運動方向ではない、
この場合は横、水平運動な筈ですが
縦、上方向に逃げようとしてしまいます。

左腕のリードとは意味が異なり
利き腕でない左腕でクラブを引っ張る
なんてことは ほぼ不可能です。
逆に クラブが一番短くなり
その左ひじや左腕に重さとしてかかっている
トップオブザスイング、 その時に
その重さを利用しながら 上腕(肘)を先に逃がしてあげる
ようにする方が より現実的だと思います。