アプローチショットなどで、距離感 をどう養うの?
という質問がありましたが。。。

簡単に言えば、距離感を打撃の強さ ではなく
スピード で掴むこと だと思います。

これも説明が難しいのですが
そのスピードとは、よく言われるヘッドスピードではなく
人間の動作スピードというコトです。

アプローチショットを動作スピード
別な言い方をすれば「フットワーク」で出来るようになると
ショットもかなり向上していくと思います。

多くのアマチュアゴルファーは
アプローチショットに限りませんが
練習場のマットの幅、マットの間
ショットで言うところの一番肝心なボールを打つ前後の
ヘッドの動きを手さばきというか
ヘッドの動きを「フリー」にする振り子で
打たれています。
スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)






時計でいうところの 8時から〜4時までの針の動き
これを手を、グリップを止めて ヘッドだけ振る というか
ヘッドをその勢いのまま 行かせる 方法では
ロフトの変化も激しく、一定のロフトが作り難くなります。
ロフトを大きくする動きになりますから
距離よりも、スピンや高さにエネルギーが転換されやすく
強い打撃エネルギーが必要になりますが、
手を、グリップを止めて、ヘッドに任せる方法では
スピードの制御(コントロール)は簡単では無く
相当な練習量も必要ですし、出来るようになってからも
メインテナンスとしての練習が必要です。


シャフトの動き⇒角度として 時計の針 8時〜4時までを
体の向きの変更でのみ 行えば
このスピードコントロールは、すべて打ち手の管理下 です。


シャフトの角度の振れ
はロフトの変化に直結しますし
同時にヘッドの高さの変化にも直結します。
その双方の変化が少なければ、少ないほど
ミスショットの出る確率を少なく出来ますし、
何度のロフトでインパクトするか、イマイチ掴みづらい
振り子のショットに比べ、スピードのコントロールも
自分の動き次第に出来ますので、より安定するか…と。
スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)スナップショット 12 (2013-06-09 14-55)





さらに 刷毛塗の動きを入れれば
より一層シャフトの角度の振れ は少なくなります。

20〜30ヤード位のランニングアプローチ
8番アイアン〜ピッチングウエッヂを使って
この距離感の練習をしていくことが
ショット向上につながっていくかと思います。