ポスチャアを創っていく
というのは グリップの右左が密着した
上下に差が出来るだけ少ない!

ということを前提に進めます。

グリップが大きく離れている場合、
それを握るためというのが姿勢の第一条件になってしまうので
握りと姿勢は切っても切り離せない一体のもの と
考えてください。
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これから話す 姿勢の話も
そのグリップが出来るだけ上下に密着というのと
とても密接な関係にあるお話しです。

上下に密着してみる とは言っても
グリップの右手の方が左手よりも若干遠いところを
握っているのは確かです。
➡ボールに正対する
➡打ちたい方向に平行に立つ
➡出来るだけ体はよじらない
とはいうものの 腕の長さは同じなのに
右手のグリップの方が遠いところを握っているのです。

実は この解決方法は
見た目だけであっても、ポスチャア
アドレス姿勢をきれいに見せます。
この部分を全く教わっていない…
(まあ 教えませんけどね、日本では。)
アマチュアのアドレスは非常に不自然で
歪んだ姿勢で始まっています。
スナップショット 5 (2012-12-27 17-50)

背骨を右にゆがめたり、
体のひねって右サイドを前に(ボール側)に出している人も
少なくありません。

ターゲットラインに平行に
ボールに正対して
なおかつ 右手のグリップの方が遠いところを
握っているというすべての条件を満たすには

骨盤ごと 右に体を傾ける
頭自体もやや右に傾ける ということが必要です。

これを ヘッドビハインドざボール と
読んだりするんです。

そうすると アドレスの時点で
やや右に、右の股関節に重さがかかった状態に
なりますから、始動も楽になります。

このホンのちょっとの傾き は
そのグリップ、左右のグリップのずれ
上下の離れる量次第によって決まります。
ですので、この離れる量を最小限にして
体に歪みの生まれない程度の傾きにするのです。