いつもブログを拝読させて頂いておりましたが、
今回は意を決して質問させていただきます。


是非ともブログ上で回答を公開して頂きたいと思います。


それは店主のクラブとスイング理論で、
世界一のゴルファーになれるのか?ということです。


世界一のゴルファーとは、
具体的には世界ランク一位
もしくはメジャータイトルを取れるという意味です。

もちろんプレーヤーは極めて優秀なアスリートで、
店主のスイング理論を完全に再現できるという前提です。


まだまだ質問したいことはありますが、
まずは私にとっての最重要ポイントについて、
店主の考えをお聞かせ願います。





        

お手紙ありがとうございます。


早速、回答させて頂きます。
少々、堅苦しい話になってしまうかもですが
お付き合いください。

大前提として ゴルフは私たちにとっては
スポーツですが、遊びや楽しみです。
どのクラブで、どんなスイングで、どんな風に遊ぶかは
それぞれの人の自由で、不可侵なものだと思っています。

スナップショット 7 (2015-10-15 19-55)


で、回答ですが 取れると思います。

と言いますか、ハミングバードの言っていることは
別段、真新しいことでも、特殊なことでもないと思います。
ごくごく普通の、当たり前のことを大袈裟に言っているに
過ぎないと思います。


実際に過去に ジャックニクラウス選手やジャンボ尾崎選手は
これに近いことを実施されてきていますし、
アニカソレンスタム選手もかなり近似値だと思います。
ハミングバード言っていることを ほら彼らはやっているよ
ではなく、彼らの実践していることを
ゴルフクラブを通して、アマチュア向けに咀嚼して翻訳しているに
過ぎないのかもしれません。

暴論と言われるかも知れませんが、
最近のスイング論は あまりに「当たり前」な
物理の法則や肉体の構造を無視している傾向が強く
勝ちさえすれば それが 最新の最高のスイング論だ 的な考えは
ちょっと怖いです。

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ゴルフはあくまでも私たちにとっては「遊び」であり「楽しみ」です。
ですので、その一部であるスイング創りやスイング改造を
そう堅苦しく考えるのはどうか とは思うのですが、
私なりにこう考えています。

ゴルフは総合力のゲームです。
判断力を磨いていくゲームです。
自分を含め分析・測量し、未来を設計し、施工する
そんな 施工の部分にあたるのがスイングであって
スイングさえ良くなれば ゴルフが良くなる訳ではありません。

しかし スイングを変えたい といった部分を
実行していくには、運動としての動作ばかりでなく
自分の運動性能、年齢、練習などのゴルフ環境を
見つめたうえで分析し どんなスイングを「やりたい」か、
自分で判断するところから始まる訳です。
そして、その練習過程の中で考え、感じ、修正し
そして自己分析をして、「やりたい」ことへ決断を繰り返す。

この経験がそのままゴルフに反映されるはずです。

スイング改造とはそういうことだと思うのです。

その際、世界一のプロのスイングだから とか
誰々プロがやっているから とか は
自分とは関係ありません。
なにがしかの「助け」はあったとしても
ゴルフはいざフィールドにでれば、独りで戦うゲームです。
誰かのスイングだから、世界一のスイングだから
やってみる というのは、この時点で他力本願になり
自分を正しく見つめることから逃げてしまっている気がします。
自分一人で戦うことを放棄してしまっています。
出来ない言い訳をしているのと同じだと感じます。

そこの冷静な自己分析は必ずゴルフそのものに反映します。


そう言った総合的なことを踏まえたうえで
スイングを変えたい(覚えたい)というのは
「スイングを型として変える」のが主でなく
 自分を変えるための触媒が 
  単にゴルフスイングである
 
というだけのこと です。

自分にとってスイング変えたい という意志の部分が
動作としてスイングを変える ことよりも重みがあり、
実際 スイングを改良する過程も 考えながら、感じながら
未来を予想しながら スイングを創っていく という過程が
自分を変えていくのです。
アスリート的な言葉を使えば「ゴルフ脳」になって行くのです。



タイガーウッズ選手のスイングは 彼のもの です。
彼の背景や 失礼ですけれど人種、身体能力を含めた
総合的なもので 彼が選択したに過ぎません。
その部分から考えると 私たち日本人がそれを追いかけても
決して彼には追いつけないと思います。

プロはスコアを争うのです。
そして ゴルフは総合力を競うゲームです。
例えば、タイガーウッズ選手をやっつけるのに
日本人選手が彼と同じ方法をとるべきではないのです。
単純な身体的な部分や技術的な部分ではなく
自己分析を無視して、彼のスイングを真似しようとした時点で
「自分」というメインテーマを失ってしまっているのですから
勝てないと思います。
別な方法で、日本人の自分に適した方法で
彼に負けない別な方法、彼をやっつける別な方法を
自分なりに考えることの方が
将来、彼をやっつける自分を作り出していくと私は思います。
どうであっても スイングが彼をやっつけるのではないと思います。

うまい回答にならなかったかもしれませんが、
私なりに真剣にスイングを考え、クラブを考えたうえでの
回答をさせて頂きました。