一般的には ヘッドを速く
ヘッド軌道を大きくした方が 
飛ぶ という
錯覚に陥ると思います。

ヘッド軌道を大きくすることは
クラブをより重たくし、
グリップの移動する道のりに対し
ヘッドの移動する道のりがより多くなり
そのイメージを実現しようとするためには
グリップの移動を抑制させます。

本来は グリップが素早く移動するから
結果 ヘッドが素早く移動するのに
「グリップを」という概念が
多くのゴルファーから欠落してしまっています。

何度も書きますが
ゴルフスイングとは
自分が動くことによって グリップが動き
そして その分ヘッドが移動します。
ヘッドには重さが集中していますから
その分、グリップの移動速度や移動量より減る
グリップよりもヘッドが多く動くことはありません。

ヘッドを振る という「行為」は
必ずグリップの加速が止み、
グリップが止まることを意味し
それは体の回転を止めること
 も指します。

一般的なヘッドを振るスイングにとっての
飛ばしの極意は
 単に運動性能を上げる
 筋力アップ を指すのであって
つまり 普通の私たちオジサンゴルファーにとっては
日々、日々 その極意から離れていく ということです。

しかも そのスイングは
胴体 上半身を体の自然な作りに反して 捻る 
という行為によって 爆発力?(脳みその?)を
発揮しているうえに
このスイングでは理屈上、人外的な練習をしないと
安定性と飛距離が結びつかないので
不自然な動作と超人的な練習量は必須です。

最近の若手選手は
非常に妙な筋肉の付き方をしているように思えます。
まあ 体を守る目的もあるのだと 思うのですが、
ゴルフの練習で。。。というよりは
マシントレーニングで出来た体に見えますね。


スナップショット 1 (2014-06-26 13-45)




確かに 運動には慣性力が働きます。

飛ばすだけでなく ショットの安定性や
ミスへの寛容性も加わる部分だと思うのですが
重さ という概念を 飛ばしに結びつけるのであれば
体という最大の重量物を動かしているときに
打撃をした方が それには圧倒的に強い筈です。


ヘッドを振る行為では
体という最大の重量物の運動が止まり
ヘッドの重量の慣性力だよりになります。
ヘッドの重さだけで打撃するのと
体の重さごと 打撃するの
どちらが強い打撃力や寛容力
慣性をもっているか 比較の対象にならないはずです。


そして ヘッドの慣性力頼りのショットは
ヘッドという、クラブという歪つな構造を無視する形に
なってしまいます。
グリップが止まり ヘッドが動くということは
ヘッドで言うと シャフト接合部であるヒールが止まり
慣性の付いた重量のあるトゥ部が動くことなります。
ヘッドの回転 ですね。
ヘッドには ロフト角度とライ角度という
上下と左右のボールの飛び出る方向を決める構造が
存在しますから、それが毎回一定になりにくくなります。

この打撃方法は少々極端に言ってしまえば
ヘッドだけをボールに投げつけて上手く当たる
その訓練をしているようなものです。

飛ばし と 方向性や安定性
それが実は結びついているもの
というのが理解できると良いのですが…。