アマチュアゴルファーには
フェアウェイウッド(以下 FW)
を苦手をする人が少なくないようです。

まあ 確かに長い距離を打つことになりますし
地面から打つゴルフクラブの中では長いです…。
また シチュエーションがピンチというよりも
ややチャンス、ちょっと期待してしまうような
そんな状況だから余計なのかもしれません。
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統計によると アマチュアがダブルスコア
規定打数の倍以上を打ってしまう
6割以上のケース ドライバーの大きなミスを除くと
フェアウェイウッドが絡んでいるそうです。

フェアウェイウッドのクラブとしての
その特徴は長さとヘッドの重心の深さにあります。
それによって そのクラブの長さ以上に
緩めの入射角度になりやすくなります。

そして ヘッドの重心がアイアンに比べると
ぐっと深いので 
 ➡アイアン4mm程度 FW28mm程度
その重心の深さ分 ヘッドが前に出やすく
大きなロフトでインパクトしやすくなっています。

アマチュアがFWを苦手とするのは
実はこのFWの最大の特徴によるものなのです。

アイアンは上から
FWは払って打つ なんて言われますが
それは単なる見た目で
クラブの長さが短いものは
 必然的に入射角度がきつくなり
クラブの長さの長いものは
 必然的に入射角度が緩くなる 
というだけのことです。
双方は全く同じ使い方なのです。

ところが アイアンであっても、FWであっても
多くのアマチュアは そのスイングの円弧を
肩回りも含めた 腕で作ってしまいます。

本当は体の回転が、体の向きの変更が
その円弧を作り出すから
アイアンであっても、FWであっても
そのクラブの特徴が発揮されるのです。

これ マレット型のパターにも同じ作用が働きますが
ヘッドの重心が深いと ヘッドは前に前に出ようとします。
それによって 長さ以上の緩めの入射角度になり
FWの場合は スピンの少ない、打ちだしの高い
高く上がって飛距離も出やすい弾道になるよう
作られているのですが
それを腕によって円を描いてしまうと
右サイドの下がった 円弧の最下点が
ボールよりも手前のスイングになってしまいやすいのです。

ダフッたり、チョロになったり
というのの多くが 手で振ることが原因なのです。

改善方法は基本的には体の回転で
ボールをさらう
ボールの高さに 腕で最下点を入れるのではなく
イメージではありますが、
FWであったとしても 下を向いたフェースを作り
体の回転で ボールの上っ面だけをさらっていく
そんな感じです。

アイアンに比べると ヘッド重量は軽めですが
入射角度が緩く 円弧の上下移動がより直線に近づいている
FWは 推進方向に対し ベクトル変化が少ないので
ヘッドの上下の当たりの差異には非常に強く
やや厚く当たっても やや薄く当たっても
大きな差の出にくいクラブなのです、本当は。
スナップショット 6 (2012-03-06 4-01)


 加齢とともに距離に問題が生じてくると
やはり FWは大変お助けクラブとして役に立ちます。
若いうちから苦手意識を持たないでいると
バンカーなどからも使いやすいクラブですから
是非 体の回転でボールをさらう
そういうイメージでトライしてみましょう。

ちなみに…ですけれど
ドライバーもフェアウェイウッドのひとつです。
単にルール上 15度未満のクラブを
ドライビングクラブと呼んでいるだけです。
コースで使う必要は特にはありませんが、
是非 フェアウェイウッド苦手意識解消の意味も含め
ドライバーで地面から。。。マットから打つ練習を
してみてください。

その際 アプローチと同じように
トップの位置からいったんグリップを下げ
しっかりフェース面を地面に向け(シャットを作り)
そこから 体の回転だけで軽く打つ
そんなところ方始めるといいかもしれません。
長いクラブだから・・・
FWだから払って打つ・・・
と思っているのでしょうが
ボールに対し 横からヘッドが入ってくるのは
体が向きを変えるからで
それは腕の仕事ではないのです。
クラブを持つ打ち手は フェース面を地面に向け
それを維持するように心がける方がずっと重要です。
90度意識を変え 180度意識を変え
下に向けたフェースのまま 体の回転だけで
ボールを打つ訓練は すべてのクラブに好影響を与えます。