これも繰り返しのお話になってしまいますが
アプローチショットで「スピンが効く」
「着弾時、ボールの回転によってブレーキがかかる」
というのはスピン量の「多さ」でかかる訳ではありません。
20090801 2009_08_30_23_19_09-648フレームショット

他の遊びで例えるのならば
ボーリングのストライクは
そのボールスピードだけやスピンの量で決まるのでなく
コースやスピード、スピン、スピンの質など
それぞれに最適解があるのであって
なにか!だけで決まる訳ではないでしょう。
それと同じです。

着弾時にスピンがブレーキとなる は
着弾時の角度、ボールスピード、スピンの量/質 の
複合で最適解があります。
故に ロフトが多ければ スピンが効く
「ロフトを増やすようにして打てば止まる」 
ほぼ間違いと言ってよいでしょう。

ボールの弾道の特性は
打撃の破壊力が一定の時
そのエネルギーは大きく分けて
ボールの「速度」「回転」「飛び出る角度」に分散します。
すべてを足したときの合計は破壊力と一致します。
つまり 何かが増えれば何かが減るという事です。
20090801 2009_09_02_15_09_49-62フレームショット

スピンを効かせようとして ロフトを寝かして打ってはいけない
特に「回転」と「飛び出る角度」は
ボールの飛ぶ立体的な道のりを増やし
空気抵抗など負荷を増やします。
最近のボールはボールその物の慣性力
その運動を続けようとする力が増えている(慣性)
とは言っても、ボールの道のりが増え
負荷が増えれば、そのエネルギーを持続出来ません。
ボールの出だしにその 三要素があったとしても
それが持続されずに、着弾時に残っていなければ
ボールの飛び出し時の三要素の値も
意味をなさなくなってしまいます。

という事で それがバンカーショットであっても
よほど特殊な状況でない限り
普通のフルショットの 均等縮小版 と言うイメージを
持って打つ方が スピンは効く!
バンカーなどで高さが必要になる分
イメージできる道筋が増える分、
それを大きくするだけ とも言える。

また、蛇足であるが
クラブヘッドのフェース面にある溝
スピンを増やすためのモノでなく
スピンを減らさないためのモノだ。
sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショット

水や砂、草などの異物が
ボールとフェースの隙間にある時に
フェース面とボールの接触面積が減ってしまうので
それを回避するための
異物避け のモノである。
溝を使って スピンを増やそうとするイメージは
よりスピンを効かせなくしてしまうので
覚えておくといい。