ピサの斜塔の一番上から同じ大きさの
鉄の球とピンポン玉を落とすと
どちらが先に落ちるでしょうか
どちらが先に地面に着くでしょうか?

c7ba0aceこの写真の状態から
クラブを離す、手放すと
グリップとヘッド、
どちらが先に地面に着くでしょう?
どちらが先に落ちるでしょう?
お分かりですよね?!
そう クラブはこの姿勢のまま
グリップから先に地面に着きます。

これが 反転 して ヘッドが先に着く ということは
なんらかの抵抗、負荷がクラブにかかったということです。

クラブを手放した場合の
クラブの軌跡は 空気抵抗などを割愛すれば
まったく平行移動して姿勢を一切変えず
このままで 落ちていきます。

対して加速は付きませんが
負荷をかけなければ 重力加速度も加算されますし、
グリップを固定させ、クラブを反転させ
ヘッドがから落とす(地面に着ける)よりも
短時間で地面に着地します。

まあ、スイングは落下そのもの とは言い切れませんが
多くの人がスイングに描くイメージは
クラブを反転させる負荷
(握力…だったり)をかけ
落下の時間をかけ、重力加速度があまり使えない
クラブのもつ単純なる「重さ」が利用出来ない方法なのです。

002

cap02↑この写真は 
私が画像の加工技術がないので
スイングをこの角度…方向から
見たものを 地面にクラブを置いて
再現したものです。
多くの人はスイングするのに
クラブ、特にクラブヘッドの上下(高さ)移動イメージを
こう感じていると思います。
スナップショット 1 (2015-07-24 10-23)

確かに 連続したスイング映像を見ると
こうイメージしてしまうのは致し方ないのかも…知れませんが…
002
しかし、クラブの重さを上手に使い
握力などの無駄なエネルギーを使わず
無駄な遠心力による無意識な姿勢の崩れ
その他もろもろ良いことの殆どないこのイメージ
は クラブの扱い方を大きく間違わせてしまいます。
スイングの前段階のイメージで
前傾姿勢によるヘッドの高さ変化を蔑ろにするイメージを持てば
スイング中に前傾姿勢が失われる、というか
前傾姿勢が維持されたら 腕を痛めるほどのダフリ に
なってしまいます。

ヘッドを下に振る と 前傾姿勢の消失 は
必ず「パック」になった動きなのです。
001
ゴルフクラブの(上下)移動していく
イメージはこちらが正解です。
重さの付いた部分⇒ヘッド
重さの付いていない(少ない)部分
⇒グリップ
は自分が向きを変えることによって ほぼ等しく移動するのです。
これにも誤解があるといけないので
説明を加えておきますが
クラブやヘッドが下がる量には
(下げる…ではありません)
前傾姿勢による 上下の移動がかなりあるので
トップの位置からクラブを手放すようなイメージで
クラブ・シャフトはその姿勢のまま
平行にスライドしていくようなイメージです。
クラブはその姿勢のまま「落ちていくのです」 

インパクト…最終イメージは
クラブを、シャフトを地面に押さえつけるような
クラブが、シャフトが地面と平行に
なるようなそんなイメージが正解です。