練習場やお店で多くの方のスイングを見ていると
一番目につくところが
インパクト時に右ひじが曲がっていることです。
スナップショット 5 (2012-10-29 14-24)

アドレス時、両腕が概ね伸びた状態で
ボールにセットしている訳ですから、
本来、右ひじが曲がる⇒腕が短くなる
と言う状態ではボールには届かない筈...
空振りしておかしくない訳なのですが、
全員この状態でボールに当たっています。

自分でクラブを持ってやってみるとわかりますが、
右ひじが曲がっている状態で
ボールに当たる、打てるという事は
「ダブル」でロフトを寝かして打つ 
 という事になるのです。

まず 右手が曲がっているという事は
クラブが体に対し右に存在しています。
その分、ロフト単体も寝ています。

そして、右腕が曲がっているのに
ボールに届いているということは
右サイドが下がり、左サイドが上がった状態に
なっているという事です。
ご存知のように、のぼり傾斜、左足上がりで
ボールを打てば ロフト分の距離は出ません。

この二つが重なる訳ですから
当然 ボールは飛ばず、スライスにもなり易くなります。
アマチュアの人が飛距離不足に悩む
最大のポイントと言ってもいいでしょう。

腕が元の長さにならず、短い状態でボールに当たる。
そして腕が短くなった分、体が不必要な傾きを造る。
これは毎回微妙に異なりますから
これで打つ習慣を身につけるのには
多大な努力が必要です。
そして、当たるようになっても
飛距離不足やスライスという次なる障害が待っています。
体が不必要な いわば「ギッタンバッコン」で
ボールを打つ訳ですから
飛距離の問題とともにコンスタントに打撃するのみ
永遠に続くテーマになる訳です。
また 左足上がりで、右腕を曲げ打つような環境だと
ヘッドスピードを上げても 距離の増加につながりにくく
動作速度の向上は徒労に終わり易くなります。
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ですから、最悪、腕でクラブを振るにしても
クラブを振ってしまうにしても
インパクトまでに右腕を伸ばして
ボールを捕える習慣はとても大切なのです。

右腕が伸びてインパクトしていれば
右サイドは下がっていない証です。
となれば、不必要な傾きはスイングから除外されます。

この習慣だけでも
飛距離には多大な変化が生まれます。

テークアウェイの順序もそうですが、
ダウンスイングで まず腰だけ回し後から肩を回す
というスイングの順序では
右腕が伸びないから右サイドが下がる(ボールに近づく)
と言うよりも
先に、右サイドがボールに近づいてしまうので
結果、右腕が伸ばせません。
この習慣を変えてあげるためにも
ダウンスイングで、逆に
「先に」肩回りを動かすため
左ひじから動かし始める のです。
スナップショット 1 (2012-10-02 13-54)スナップショット 4 (2012-10-02 13-56)








左ひじをややななめ下方向に動かすことによって
右肩、右上半身がいきなり下がって
本来平行に近い横回転であるための体の回転が
縦の回転に壊れることが少なくなります。
それによって右肩の高さが保たれる時間が確保出来、
右腕を伸ばせる「チャンス」が確保できるのです。

例え「最悪」腕でクラブを振ったとしても
まずは右サイドを高く保つ時間を稼ぎ
右腕を伸ばしてインパクトする
その空間感覚をつかむことはとても重要です!