超〜〜〜軽い平均的な市販のヘッド重量であっても
クラブの総重量の50%以上は先端のヘッドに集中しています。

ドライバーであれば クラブの長さは1m20cm…。
アイアンでも90cmはあります。
その先に重さの50%があるのです。
腕の長さも入れると優に2mの長さです。
その先端に50%が付いているような道具は
他にはそうそうありません。
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では こう考えてみましょう。
ゴルフクラブには機械仕掛けも電気仕掛けもありませんから
打ち手の人間が動くとクラブも動き、ヘッドも動きます。
実験として
ヘッドの重さを「30キロ」としたとします。
ボールを打つ、打たないは別にして
持ち上げられないから「引きずる」としましょう。
人間が 100 と言う単位動いたとき
ヘッドはどの位移動するでしょうか?
人間が 100 という単位の「最大スピード」で動いたとき
ヘッドの最大スピードはどの位になるでしょう?

数値はわかりませんが たぶん90とか85とか
100未満の移動量、最大スピードになりますよね。

ちなみに30キロの重さのヘッドを動かすイメージは
スイング造りにとても役立ちます。
地面と引きずるとして 100動くと100とは
腕の長さとクラブの長さ分の円が地面に描かれることです。
30キロ・・・ヘッドの重さが増すと
その描かれる円はより直線に近づき大きな円になろうとします。
自分が体の向きを90度変えたとしても
クラブヘッドの作り出す円は90度未満になります。
ダウンスイング側はヘッドの形状によるグリップの「押され」
が強くなりますから、その傾向はより顕著です。
ヘッドの移動はより一層直線的になります。

スナップショット 1 (2014-04-20 10-03)

それが 300gになると
100以上動くのが道理だと思いますか?
重さの大小、運動量やスピードの大小あっても
重さがあることには変わりませんから
100未満だと思いませんか?

30キロのモノよりは100には近づくとは思いますが…。

その当たり前のモノの道理を壊してしまうのが
打ち手の勝手な思い込みです。
「ヘッドは速く、もしくはたくさん動かさないとボールは飛ばない」
でも、もしそれがロフトをどんどん寝かして
造るエネルギーは増えてもスピンや高さに化けてしまうと
したら どうでしょう…。
確かに同じ条件なら たくさん動かす必要はありませんが、
速く動かせるほうが距離にはなり易いです。
しかし、それが人間の動作100に対し
それ以上動かすという事はほぼ例外なく
正しく打つロフトよりも大きなロフト効果になりますから
それは勝手な思い込みに過ぎないのです。
スナップショット 2 (2014-03-25 12-04)
多くのゴルファー、アマチャアだけに限らず
ヘッドを速く、たくさん動かすことが飛ばす秘訣と
信じています。
それがよく表れているのが
 初期のテークバックです。
よくテークバックは「ゆっくり」と言われますが、
その言葉の意味はスピードをゆっくりすることが重要でなくて
手先でクラブヘッドだけを「ピュッ」と動かすことが
問題なのです。
振り遅れるとか、クラブヘッドがインパクトに遅れる
間に合わない と言う言葉を使いながら
始めのヘッドの移動の30センチの時点で
クラブヘッドだけを自分の手によって
正面からずらしてるわけですから
インパクト時はそれが増幅されてくるのは当然です。
スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)

自分の体の向きの変更によってクラブを移動させる。
クラブヘッドを移動させる。
自分の運動量100に対し、
ヘッドの移動量も最大スピードも100未満である。
多くの人はこれが信じられませんし、
理解することも難しい…とは思いますが、
これが何となく掴めてくると
飛ばすことと真っ直ぐ行かせることはほぼ同意語で、
より簡単に繰り返せること、
そしてそれには日々の反復練習はあまり関係ないこと、
ある程度の距離であれば(平均的な成人男性の飛距離)
運動性能や運動能力、年齢などはほぼ関係ないこと
などがわかってくるのです。