よく頂く質問に
「どうやったら前傾姿勢が維持できるのだろうか?」
「どうやったら ディッシュアングル
 (クラブと左グリップの角度)が維持できるんだろうか?」
と言うものがあります。

がんばって
「維持しましょう」では身も蓋もありません。
ダウンスイング⇒フォロー この区間は
時間にして 0.2秒程度です。
身体能力によって、超絶技巧を施して
と言うレベルでないと 意識してその区間体を制御するのは
神業レベルです。
スナップショット 1 (2015-06-14 18-02)

逆に、どうするとそれらはスイング中、
消失してしまうのでしょうか
ここに参考例を持ってきました。

まあ その一番の理由は
ボールを打つ その一番運動の激しいところ
肝になるところ その区間
体の回転でクラブを動かしていない からなのです。

ダウンスイング…ダウンと言う言葉はありますが
ダウンからインパクトまで
高いところにあるクラブ、もしくはクラブヘッドが
低いところ(地面)まで下がってくるのは
スイングの基礎姿勢に前傾性とそして動作に
体の向きの変更が存在するからです。
ダウンスイングで それを意識していれば
放っておいても、クラブの高さは低い位置になってしまいます。
その流れ(バス)に乗っていれば…です。
スナップショット 2 (2015-06-14 18-02)

ところが。。。

脚は動かして 骨盤はおおよそ正面を向いていても
へそから上の上体、上半身を置き去りにして
そこに残してきてしまえば
前傾姿勢&右向き⇒正面 と言う流れに乗せていないので
自然に発生する 高さの変化(低くなる)が生まれません。
だいたいの場合、意図的と言うか
長年、「わざと」そうしてきたので
魔法のようにはすぐに変化しませんが。。。
スナップショット 3 (2015-06-14 18-03)

高い⇒低い と言うバスに乗っていないので
今度は自分で クラブ、クラブヘッドを低く
スイング用語的には「下に振らない」と
ボールまでとどかなくなってしまいます。

質量のあるもの
特に先端に重さの集中したゴルフクラブを
人海戦術、肩も含めた腕で下に振ってしまえば
体の構造上、上半身は上を向かざるを得なくなってしまいます。
これがよく出てきたもので
強く、速く振れば振るほど、体が上を向く姿勢は
同量以上に激しくなり、
しまいには左サイドを上に蹴り上げるような
スイングになってしまうのは 必然 なのです。
スナップショット 1 (2015-06-14 18-16)

また スイングには勢い(慣性)がありますから
ゴルフクラブを重力方向に強く振ってしまうと、
腕のような小さな部位では制御しきれませんので
地面をぶん殴らないように、防衛本能的に
上に向かって振るように仕向けるのも 必然なのだと思います。

これによって 例えば 目を目安にすると
インパクト付近の ほんの0.1秒 の時間のうちに
 十数センチ、ボール3個分前後高くなってしまう のですから、
意地悪な言い方ですけれど
ボールを凝視、直視している意味も
あまりないのでは…と思います。


二つの写真を並べてみると
スナップショット 3 (2015-06-14 18-03)スナップショット 1 (2015-06-14 18-16)下に振ったことによって
体が自然に反応して
蹴り上げる。。。というか
空間を造りだそうとしているさまが
よくわかるかと思います。


「どうやったら前傾姿勢が維持できるのだろうか?」
「どうやったら ディッシュアングル
 (クラブと左グリップの角度)が維持できるんだろうか?」

これを解決するのには
テークバックもそうですけれど、
クラブの大きな動き
特にダウンスイングでは
体の向きの変更そのもの、
体の向きの変更でダイレクトに
クラブの位置を低くする
腕を使って クラブヘッドを下げる、地面に届かせるような
そんな動かし方を辞める というか
高さ(低さ)が足らないから していることですから
あまり 何もしなくても クラブヘッドの低さが足りる
その時期に、体に任せて クラブを動かすことで
そのバスに乗り遅れてから
腕の動かし方、クラブの動かし方を制御、調整して
その問題を解決するのは無意味だと思います。