「シャフトを寝かすな!」
「クラブを立てろ!」

 そんなゴルフ用語、聞いたことありますよね。。。
ひと世代前のはなしですけれど、
ジャンボ軍団の合宿ではそれが合言葉のようでした。

ところが、昨今 右を見ても、左を見ても
昔であれば 禁忌であった
◆シャフトをわざと寝かして打つ
◆シャフトをわざと寝かしてテークバックを取る

のが、主流になってしまいました。


imageCA07U19C

多くの指導者がシャフトを右へ倒す
左腕だけ 左肩だけ使ってテークバックを取る方法を
なぜかお題目として唱えています。
上半身をひねって 左腕だけ、左肩だけ動かして 
テークアウェイを取るので、基本そのものがおかしいのですが、
スナップショット 4 (2011-10-23 0-03)そこを割愛したとしても
上半身に対して 
クラブを腕で寝かしただけの打撃準備
ですから、クラブの機能はこの時点で消失してしまっています。
この姿勢から左腕でヒョイと上げただけにすぎません。

スナップショット 6 (2011-10-23 0-04)
アドレス時、背骨と平行であったクラブが
テークアウェイ〜トップでは背骨と垂直な関係に
なってしまうのですから、
ロフト角度とライ角度の関係が入れ替わってしまう
とでも言えばいいのでしょうか。。。


これを見て分かる通り
本来 前傾姿勢のあるゴルフスイングは
右向きの時は、左サイドよりも右サイドの方が
高い位置関係にあるのですが、
この両肘の関係は、それとは全く逆です。

そして、もう一点
このテークアウェイ〜トップで困るのは
上半身と両肘の関係を見てもらえばわかりますが、
左のひじは体から離れ。。。動作していますが
右のひじは体に近づき。。。ほとんど動いていません。

ダウンスイングのような 瞬間的な動作で
片肘だけ動かし戻す、というのは容易ではありませんし、
多くの右打ちの人にとって、左腕は利き手ではありません。

imgpga_g_jnicklaus_400どちらが人間の動作として 
自然で、
数度刻みでその役割を
果たす ロフト というものが
存在する 左右上下前後非対称
のクラブヘッドという重り
の付いた長い棒
これを使って、より遠くに、より正確に、より繰り返して
打つのですから、アマチュアにとって
答えは明白な気がしますけれど。。。ね