肩を水平に回す… と言う言葉があります。

この言葉には重要な「欠落」がありまして、
まず 肩を何と(何に対して)水平に回すか ということ。

言葉だけでは、地面に水平にと言うニュアンスが
ありますが、実際には腰(骨盤)と水平に回す のです。

スナップショット 11 (2013-06-03 19-47)


そして、
一番重要な欠落というか、勘違いは
腰(骨盤)が回るから肩が回るのであって
肩自身が積極的に回ることではない!

 というコトです。

実はこの問題はかなり根深くて
ヘッドやシャフトを振ってしまうのとも同意語と言えます。
ヘッドを振ってしまうから、肩が回ってしまうのか
肩が回ってしまうから、ヘッドを振ってしまうのか
はそれぞれのゴルファーで異なると思うのですが、
この症状は 俗に言う「肩のギッタンバッコン」になり
ある方にとっては こすり(ロフトの寝)
ある方にとっては チーピンの連続
になってしまいます。

言葉で説明するのは易しくありませんが、
今回はその部分を掘り下げてみたいと思います。

スナップショット 4 (2013-06-02 23-16)



弊社で呼ばれている「刷毛塗打法」を目指すと
多くはありませんが、スピン不足のチーピン病に
ハマってしまう方がいらっしゃいます。

ヘッドの横回転(ローテーション)が少なく
トップやダウンで「シャットが作れている」のは
大変良い事なのですが、肩と腰の回転の同期、同調が
取れずに、上に振ってしまうことに原因があります。

逆に従来のヘッドローテーションを抑え
シャットが作れないお客様
正しい方法とは言えませんが、以前のボールをつかまえる術を
失ってしまったので、ボールスピードが上がりません。
重いヘッド、柔らかいシャフトで
シャットを意識しないと、放っておけば
シャフトよりも右に重心のあるヘッドは
運動に対し ロフトを開こう開こう とします。

ふたつ共に原因の一つになっているのは
「ロフトを立てる」と言う言葉かもしれません。
これも同時に改めて考えてみたいと思います。

同じクラブで、同じゴルファーが
ボールを打ち続けても 何種類もの弾道が、距離が生まれます
ボール、自分の立ち位置、目標方向は同じ。。。
なのに、弾道や距離に種類がある となると
グリップの位置が動く ということになります。
gp2
インパクト時のグリップの位置が
上になれば、ライ角度が減りますから
右方向、右回転が付き易くなります。
インパクト時のグリップの位置が
下になれば、ライ角度が増えますから
左方向、左回転が付き易くなります。




gp1インパクト時のグリップの位置が
右に来れば、ロフトが増えますから
高回転、右回転が増します。
そして 同時にこれはヘッドスピードの
減速も意味しています。
インパクト時にグリップの位置が
左に来れば、ロフトは減りますから
低回転、左回転が増します。

俗に言う ヘッドの回転(ローテーション)は
これの複合技 と考えて良いので
円運動(体の向きを変える)と歪な道具(ゴルフクラブ)
の組み合わせにはもっとも不向きです。

しかし! これにも重大に錯覚が生まれます!
             続く・・・