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市販の平均的なクラブ(ドライバー)のデータは
 45インチ ヘッド重量190g 硬さ240cpm(振動数)
こんなところです。

アイアンに至っては スイング破壊兵器の軽量スチールが
蔓延してしまっているので、5番アイアンで
 38インチ ヘッド重量240g 硬さ290cpm
と言ったところでしょう。

弊社がよく唱えている 柔らかいシャフト・・・
弊社を初めて訪れる多くのお客様は 柔らかい のは
例えば。。。ですけれど、上記の数値を基準に
 ドライバーの振動数240cpm ⇒ 220cpm
 アイアンの振動数 290cpm ⇒ 260cpm
この位だと想像しているようですね。

ところが実際には
 ドライバーの振動数240cpm ⇒ 140cpm
 アイアンの振動数 290cpm ⇒ 170cpm

もしくは、それ以上な訳で、かなり驚かれているようです。
スナップショット 2 (2014-03-03 22-28)

ご自分でお持ちになられたクラブと
弊社の試し打ちのクラブを シャフト という事に注目し
比較しながら打ってみると
勿論ですが、明らかに 弊社のクラブはシャフトが動き
持参されたクラブは シャフトが何も動かない と
感じるほどの差になるのです。

それを交互に打ってみると
あまりに明らかな差、違いな訳ですから
シャフトの役割が見えてくる。。。というか
感じ取れるかと思います。

多くのゴルファーはシャフトというのは
グリップ部を基点に ヘッドを動かすもの だと
錯覚していらっしゃいます。
が、二つを比べてみると
動く(柔らかい)シャフトの方が
グリップを良くも悪くも「押す」「動かす」というのを
はっきりと体感することが出来ます。

故に シャフトの役割というのも
速いスピードでヘッドを動かす のではなく
グリップエンド…クラブそのものを進行方向に押すので
早い時期にインパクトが訪れる ということを
認識することが出来るようになるわけです。

一般的な シャフトをしならせて、シャフトをしなり戻す とか
ヘッドを動かす というクラブ論、スイング論は
動かないシャフトを前提に考えられているもので、
動くシャフト打ったことのない人には
実感することが出来ないでしょう。

その体験をするだけでも、もしかすると
目からうろこがボロボロ落ちるのかも知れません。
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クラブヘッドやクラブの形状、構造を考えると
その形状や構造は いかにシャフトを通して
クラブが、グリップが 自分の望んでいる方向、場所へ
任意で運ばれる(押される)かという事になります。
そう考えていくと、スイングの「今」は
その前のクラブの場所や姿勢によって
必然で作られているものであるか
 という考えに
変わってくるのだと思います。