ゴルフで良く使われる用語に
「上から打ち込め」とあります。

しかし 僕がこの目で見る限り
正しい意味で 「上から打ち込めている」方は
ホンノ 少しと言えるでしょう。
800万人いる 日本のゴルフ人口の中
プロゴルファーも含め それは
一万人もいない たぶん数千人程度で
それが出来る人とハンディキャップや
ヘッドスピード、年齢、経験には
殆ど ナンノ規則性もないと思います。

近隣に 2つほど 100打席以上の練習場が
ありますが 今日一日 双方に人を配し
張り付かせても 
「上から打てている」
ゴルファーは まず いない と思います。
まして 「上から打ち込む」ことは
ゴルフクラブの基本使用方法ですので
打ちこめている人は 余程のコトが無い限り
練習場には通わないと思います。

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厳しい言い方かも知れませんが
この用語を頻繁に使う人ほど
「上から打ち込めていない」 し
その意味も 状態も
本当のところ 分かっていない
のではないでしょうか

挙げ足を取っている訳ではありませんが
「上から打ち込む」 と言う言葉の
ニュアンスには 
力強く
 もしくは 素早く という
人間の動作が含まれている気がします。
体力のある、訓練された者 という
イメージを含んでいると思います。

しかし 実際には クラブの構造を知れば
初心者のワンステップ上で
十分十二分に可能ですし 女性であっても
子供であっても 75歳を超える人であっても
まったくもって ゴルフ歴にも関係なく
スコアとの因果関係は基本的にはありません。



上 か ら 打 ち 込 め
の言葉を考えていくと
まず この言葉の本意にある
上 下 というのは
単なる高さを指していると思います

トップオブスウィング時の
ヘッドの高さ 単なる地面との相対の高さは
一番高くなります。
それに対し アドレスやインパクト時の
ヘッドの高さは 一番低くなります。

単に地面との相対は
スウィングやクラブ扱いの是非は兎も角
ゴルフクラブを使って
ボールを打つ限り
誰であっても 高い位置のヘッドから
少々 曖昧な部分ではありますが
低い位置方に移動する過程 で
ボールを捕
えることになります。

しかし それは ゴルフのショット
ゴルフクラブを活用したショット
と言う意味では 必要条件を
満たしていません。


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この双方のショットのヘッドの最高位の位置はさほど違いはありませんが 向かって左の写真は ゴルフ用語では 上から打てていません。

ボールよりも 高いトコロから
ヘッドは入ってきていますが
上からはうてていません!

上から打つ というコトは 番手等によって
それぞれ異なるロフト というよりも
ロフトゼロ度を基準に
ボールに対して打撃面が
 
上からコンタクトするか
どうか であって
トップの位置とインパクトの位置の
高低の比較 と言う意味ではありません。

シャフトの角度を考えれば
分かり易いかもしれません。

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シャフトをこのように振り子
グリップエンドや肩などを支点に
シャフトの角度が変化させながら
ボールを打っていくのであれば
例え それが トップの位置で
250センチの高さから 落ちてきても
ゴルフ用語的には断じて
上から 打つとは言いません。

006パターストロークとしてはいささかオーバーですが このようなシャフトの動きで入ってくれば フェース面はボールを上から見た状態で コンタクトします。
これを ゴルフ用語的に
「上から打つ」
と言うんですが 分かります?!

そして これは 同時に
「ロフトを立てる」
というゴルフ用語と同意語なんです。


そして もう一つ
 重要な問題が残っています

上から打つ 行為の基本は
 
体の向きの変更と前傾姿勢
によって もたらされる訳で
原則論として この行為には
腕や手は あまり関与しない のです

あくまでも
 
向きの変更 と 前傾姿勢
によって インパクト直前までは
右を向いた姿勢であり
それにより 体の大部分
進行方向(左)の方が低くなること
それが 上から打つ「行為」であって
腕や手の仕事は それを全うさせるコト
それを手助け するに 過ぎず
皮肉ですが 腕や手で 上から打ち込む
と言う発想そのものが
 それを不可能にさせるのです