ゴルフクラブ…クラブヘッドにとっての重心距離とは
へっどそのものの重心点(重量の中心点)とシャフトのとの
距離を指します。
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単位はミリで表され、ドライバーでは30~40ミリ位
アイアンでは35~45ミリ位でしょうか・・・

単純に一つの素材で作られている場合、
重心距離の長さは イコール ヘッドの大きさと言ってよく
長いものほど大きなヘッド ですね。
慣性モーメントとの絡みになるのですが
比重の異なる異素材によって
重心の位置を操作、調整している場合
総じて 慣性モーメントは下がってしまいがちです。

これもスイング破壊兵器の軽量スチールの登場以来
アイアンの重心距離はぐんと短くなってしまっていますから
それに引っ張られるかのように
体積は大きいのに短い重心距離のドライバーが増えてきています。とは言え、やはりドライバーの方が重心距離は長いものが
多くなっており、あまり芳しくない重心距離のアイアンとウッドの
逆転というか 関係になってしまっています。

重心距離がながいと どうなるか と言うと
まあ スイング理論というか、
クラブの取り扱いの概念によって異なるのですが 
どのメーカーのカタログを見ても
暗にヘッドを回転させて打撃することを匂わせていますから
重心距離が長いもののほうが回転はし辛く右に出やすい
というようなことが書かれています。

ヘッドを閉じたり、開いたりして使おうとすれば
重心距離は 車でいうところのホイルベースのようなものですので
ホイルベースの長いキャデラックのような車は
細かい操作は苦手ですし、カーブの多い道を軽快に走る
そういったタイプではないでしょうね。
逆にホイルベースの短い車はそれに適しているように
書かれていますが、ヘッドスピードを時速に換算すれば
140キロを超えたりするのですから
本当は ある程度ホイルベース〜重心距離の長いものを方が
有利なんですけどね・・・。

重心距離の長さは 単純明快で
ヘッドの重量の効果が基本です。
重さの目安として
 ヘッド重量×重心距離
こんな風に考えてよいと思います。
同じヘッド重量であっても、重心距離の長いもののほうが
その重さの効果は多く、破壊力につながってきます。
。。。これも打撃の概念として、どうクラブを使うか
 によって異なってはきますが。。。
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また重心距離の長いものの方が幾分ではありますが
シャフトの運動量というか、動きも増やす作用が
ありますので、クラブヘッドを振らずに扱う人にとっては
クラブからの信号が来やすい設定になりますから
扱いやすいと思います。

小ぶりなヘッドが好き。。。
大きなヘッドが苦手。。。
重心距離の短いものが好き。。。
重心距離の長いものが苦手。。。
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このタイプのゴルファーは
ほぼ例外なく 非常にクイックにテークバックを取る
というか、テークバックの前半の半分の時点で
ヘッドを開いて、重心をシャフトよりも右側に
持って来てしまっているはずです。
よくあるパターンは
無意識なのかもしれませんが、ヘッドの重さを
誤った「使い方」をして、グリップ部を止める反動を
利用して、そのヘッドの重さでテークバックを取ろうと
してしまっています。
そこの部分が改善されるだけでかなり違ってくると思います。
テークバックをゆっくりしろ とは言いませんが、
動く〜止まる という反動で
ヘッドを跳ね上げるのではなくて
ちょっとだけオーバーにシャット
フェース面をできるだけ地面に向けておくような
そんなテークバックを意識するとよいと思います。