上の方にある 首を動かす関節を除き
背骨 そのモノには 一切 関節は ありません


ベルトのバックルが アドレス時の ボールに対して正面を向いたまま
 肩のあるラインが 90度 右を向く事は
  運動経験や運動神経 にまったく関係なく
   訓練された特殊技能 以外の何物でもありません。

中国雑技団の団員が小さな箱の中に体を織り込んで入っている
 そんな 行為 だと解釈して下さい

ストレッチや準備運動として
 その行為をする事には 反対する気はありませんが
  クラブを使って ボールを打つ 行為は決して特殊技能を要求しません。
 特殊技能が必要な行為であれば
ゴルフクラブは 拷問の道具 となってしまいます

骨盤を回さず 骨盤の向きを変えず
体を捻じる行為 自分で自分をコブラツイストや卍固めを掛ける
これは 自虐行為 ですから 本能的に拒否するのが当然で
 運動の中で 勢いや惰性で その行為に至る事はあっても
  その動きで ボールを打ったり するものではない。

これが 不自然な 自虐行為か どうかは
年齢を重ねて来ると はっきりと分ってきます。
ハミングバードには 高齢なお客様が多い訳で
自分が「おじさん」になってわかったことだけれど
自分の体を痛めてしまう 自虐行為は 非常に怖く感じ

自分の体を速く動かしたり 急に動かす ことも段々怖くなる
まして 関節を痛めるのは 更に怖い

骨そのもの その構造を痛めてしまう様な 行為は
ある年齢になってくると 恐怖の伴う 禁忌な動きになってしまう

 背骨を捩じって 打つ  現在主流の打法

ちょうど 肩甲骨の下側 当たりの 背骨を捻じる行為
本来は クラブを持った上半身の乗っかっている骨盤を
脚の動きによって 向きを変える動きを
本来の 背筋の働きとは違う方向 違う役割で使う行為は
高齢になると 出来にくくなる上  本能的に避けよう とする

 これが良く聞く言葉  「歳で体が回らない」  である

違う そこは 基本的には回せない 回すべき場所では無い
回せなくて当然 回すべきではない

これをガイドしているレッスン書やレッスンプロは
 ゴルファー虐待 いじめ とも言える
 
   こ れ は 一 切 反 論 出 来 な い

人体構造上 不可能な事を そのスポーツの技術にすることなど
 決して レッスンやスウィング技術論とは言わない
 
  上手く打つ とか 遠くへ飛ぶ 以前の問題だ



これをもう一度見て貰いたい

http://www.youtube.com/watch?v=IOkbVunnSnY

この動き ベルトから上の筋力はあまり使っていない(様に見える)
一見すると 無気力な脱力運動に見えるが
 クラブの向きの変化をしっかりと 骨盤の向きの変化で行っている
その証拠に 10秒当たりで ベルトのバックルは がっちり カメラを向く。

ヘソから膝の中にある筋肉はしっかり使っている

鼓笛隊打法にトライすると 多くの人が脚や尻の筋肉が筋肉痛になる

 ある年齢に達すると 脚力の低下が原因で
  転んだり 骨折したり 脚を痛めたりする
   若い人は笑っているかもしれないが
    命にかかわる 深刻な問題なのだ
     誰もが体験するのだ

ゴルフで 骨格の構造を無視した ストレッチ運動で
 ボールを打ち続けることと 上記のYOUTUBEの人のような動き

 練習場やコースで 40歳のゴルファーが30年間 ボールを打ったり
素振りをしたり これも一種の筋力トレーニング になるわけで
不自然な 体の構造に背く上半身の運動を繰り返すのと
人間の生活の基本になる 下半身周りを動かすのでは 大きな違いが出てしまう

この映像の人は 30年間で ゴルフのせいで体も痛めず
ボールを打つことによって 下半身も鍛えているから
より長くゴルフを続けることが出来 距離も落ちにくい。

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上半身を捻じる人は 同じ30年間で ゴルフによって 体を痛めやすく
練習しても 無理なストレッチをしているだけで
生活に必要な筋肉はどこも鍛えられていない。
特に下半身はゴルフでの歩く行為以外
 殆んど 使っていないに等しいので 距離が落ちるのも早く
その距離を取り返す術は 人体の構造に反するので 事実上 不可能
筋肉断裂 靭帯の損傷や関節の脱臼、ヘルニア等の危険を覚悟の上で
  挑戦しなければならない…
 多分 ゴルフを辞めるのも 早い年齢で来てしまう。
何十万球という打撃訓練で下半身を鍛えていないので
 普段の生活でも 下半身の衰えが顕著になってしまう。