「上から打つ!」「上から打て!」
って昔から言われる言葉ですよね。

で… この言葉、不思議に思いませんか?
スナップショット 1 (2013-06-22 0-32)スナップショット 6 (2013-06-22 0-33)







スイングは兎も角
*アドレスとトップオブスイングのヘッドの位置関係
*トップオブスイングとインパクトのヘッドの位置関係

どちらであっても トップの位置の方がヘッドは高く
アドレスやインパクトの方が位置は低い。
どう見ても クラブは下から上に上がって
上から下に下りてきてボールを打つのに
何をことさら「ボールを上から打て」と言うんでしょう?

天邪鬼で言えば 「じゃあ、下から打てるの?」
って聞きたくなります。

そう、この言葉のヒントは この言葉そのものが
存在することに有るのです。

入り口と出口があって、「入口から入って下さい」と
書いてあるのは、入り口から入らない人が居るからです。
でも 上から低くなってくる、地面に置いてあるボールを打つのに
上から って言葉は、「真意は?」って
聞きたくなりますよね。

そう、この言葉の意味は
上 と言う言葉に有るのでなく「から」って言葉に
意味があるのです。
クラブヘッドが一番高くなった「そこから」打ちなさい!
と言う意味なのです。


体を先に回し、それが減速する反動で
腕を振って、クラブを下に振る場合
(ほとんどのゴルファーがそうですが…)
スナップショット 1 (2013-06-02 23-14)スナップショット 2 (2013-06-02 23-15)スナップショット 3 (2013-06-02 23-15)





トップの位置で一番高いヘッド、
その位置から打たずに、
ある程度、ヘッドが低いところになってから
振り始めることになります。

これでは ヘッドと言う打撃のエネルギーが
折角高くなって位置エネルギーを作ったのに
それを利用しないことになります。

利用しないのですから、当然トップの位置もおざなり
(かと言って 形としてトップの姿勢ばかり気にするのも問題)
ヘッド重量の位置エネルギーを作る というよりも
クラブヘッド振る行為によってエネルギーを作るので
テイクバックも反動をつけたおざなりな動きになりますし
そうなれば、それをするためのアドレス、グリップに
当然なってしまいます。

勿論、体の向きの変更と言う運動エネルギーが
打撃力の源ではありますが、ヘッドの重さもそれに
加算された方が破壊力は増しますす、
ヘッドやクラブの落下速度はヘッドスピードの加算材料な筈です。

しかし、ヘッドを振る人によって、
テイクバックやトップの位置は リズムを除けば
単なる儀式になっていますし、
ヘッドの重さは遠心力になるだけで
落下と言うものは使えません、いや、使いません。

遠心力が増せば、スピードが上がるから
飛ぶじゃないか と仰るかも知れませんが
(そう信じているのなら どうぞご自由に)
グリップエンドを支点として クラブを回転させる方法は
円の動きなので、飛距離という直線方向のエネルギーでは無く
回転という円運動の動きが増すだけなのです。

ドラコンホールで頑張って振って
いつもより 弾道が高く成り過ぎたり
吹け上がりの経験はあると思います。


で、話は戻りますが、
自分が見る限りでは、プロも含めたほぼ8割以上の
ゴルファーは 体が上を向いた状態(左サイドが異様に高い)で
下から振っています。
はた目から見れば、ヘッドが上から入ってきたように
「見えますが」 実際には下から振っています。

スナップショット 1 (2014-02-07 18-29)


ここからボールのところにヘッドを届かせる のに
体を使えば、左サイドは上がり、体は開きます。
もう 既に運動の終わり と言うところまで骨盤は開いてますので
肩周りを含めた腕周りで下に振らなければなりません。
と、同時に下に振れば 斜め下方への遠心力は増しますから
左サイドを上げて、それを調整しておく必要があります。
複雑ですけど、本人は下に振っているつもりでも
結果、左足上がりで振っているのと同じになります。

う〜ん、自分はこれを「クラブの影響」と考えています。
硬いシャフト、軽いヘッドのクラブ
多くのプロゴルファーはジュニア出身です。
メーカーの単に「サイズ・長さ」だけジュニア
ゴルフクラブもどきのモノか、
使わなくなったお父さんのクラブをぶった切ったものか
そのどちらもが クラブそのものに破壊力を持っていません。
自分の運動性能で飛ばすことを覚えたジュニア…
20歳であっても、既にゴルフ歴は10年を超えます。
成績によって、人間性まで問われるような
現代のプロ選手の扱いでは、今更 スイング改造に挑む など
絶対に無理だと思います。
ま、それもゴルフですけど…。