よくアプローチの練習などを見ていると
このようなポジションから、
体は止めたままクラブヘッドを手さばきで
ボールのところに持ってくる素振り
 を見かけます。

スナップショット 2 (2011-01-18 23-44)思わず 喉まで言葉が出そうになりますが、
その体を止めている素振り
本当にボールを打つ時も
「体は止めっ放しにするのですか?」
それとも腕も含めた重量物(クラブ)を右下に落とすと
右サイドも一緒に下がることは
「織り込み済み?なのですか?」

先っちょに重さの付いた一メートルの長さの棒
これをこの位置から、ヘッドがボールの位置来るまでの間
当り前ですが「時間は進行します
一瞬でボールのところに来るわけじゃない。

ここからクラブを反転させるのには
ヘッドと言う重量物が先端に付いているので
ボールを打つ方向とは概ね反対の
飛球線反対の下方へと遠心力が掛かります。

人間にはコンピューターよりも優れた演算能力があるので
その時間、その不可抗力を計算に入れ
目標物を目標方向に打とうと反応が始まるので
飛球線下方に出来る遠心力とは概ね反対(立体で)の
左上方への動きによって相殺しようとします。

先端を振ることによって
変化してしまう重さ、長さ
最下点のボール手前になる、という変化も
必ず反応で対応しようとします。

難しくないですか?

毎回、毎回 天才的な演算能力とその反応
それを完璧にこなさないといけないのです。

じゃあ どうすればいいか って?

言葉では簡単です。

乗り遅れないことです。
 クラブを動かす主エンジンは体の向きの変更です。
これの動きに乗り遅れないこと
この動きでクラブを動かすこと…です。

体には向きの変更と前傾姿勢があります。
それが右向きから左向きに変わる過程の中に
まだ 「右を向いている間の左回転」の時間があります。
(意味わかります?)

スナップショット 3 (2013-12-05 18-39)


この時間帯は トップの位置とボールを結びつける
その方向に体と言う大きなものを動かしています。
体は 平均しても 30キロも 40キロもあります。
それを 背中、お腹、お尻、足 など
大きな筋肉で動かしていますから
それにクラブが加わっても大きな変化は有りません。
(クラブや腕による不可抗力も最少)
その時間帯に その働き、動きによって
クラブヘッドの位置を低くしてしまえば
腕で行う仕事はそんなに多くありません。

ところが その時間帯を逃してしまうと
動かすのは肩も含めた腕ですから
体を動かすのに比べると、小さな筋肉です。
動かすものも腕とクラブですから、
分母に対してクラブの重さは大きく、影響も大きい。

出来る出来ないは別にして、この意味が理解出来るのと
理解できないのでは、ショット全般に対し
大きな違いがあると思います。