よく分かります。
そう、上手に重さが使えるようになると
残念ですが、スイングにきっかけ がなくなります。
体に「無理な軋み・ねじれ」がなくなるから、です。

これ、とてもよく聞かれるんです。
「ダウンスイングのきっかけはナンデすか?」って。

ゴメンナサイ。
『はっきりしたものは無いんです』

自分なりに考えたのですが、
きっかけって、自分の頭の中では無く
自分の体の中などの刺激 と言うボタンだと思うのです。
M3

二段振りのスイングは
本来、水平方向に捩じることのできない筈の
体の構造を無理な方向に使おうとしますから
人それぞれだとは思うのですが、限界点が存在します。
ウッズ選手のように、ベルトのバックルは正面を向いている
けれど、クラブはトップの位置…なんて
エクソシストかと思ってしまいます。
全ての動作が 動く〜止まる と言うはっきりした
区別のつく動作の中で行われるので
体の無理(限界)と言うきっかけがあるのです。

では、逆に質問しましょう。
皆さん、少なからず 野球でいう ボールは投げられますよね。
では、テークバックからダウン
(野球ではそう呼ばないでしょうが)
そのきっかけは何ですか?
そもそも きっかけなんてありますか?
左足の踏込?
そんな意識在りますか?

まず、スイングを改善していこう!
とする時に、絶対忘れてはいけないことがあります。

確かに 飛距離は重要ですし、
ハミングバードのクラブも、飛距離は絶対重視しています。
しかし、フルショット というのは
大きさとして フルスケールなショットであって
運動性能的にフルスイング、フルスピードスイング というコトとは
大きく異なります。
どのショットであっても
フルスケールのスイングもスピードのコントロール下
動作のスピードのコントロール下に無ければいけません。
全力投球はどの場合であっても、存在しません。
遊びですから、そんなに厳密になる必要はありませんが、
1番〜18番まで持続できる、二日連続でも維持できる
そのスピードが自分の動作スピード。
そして、ヘッドスピードはその長さ分だけ、数値が高いだけ
で、あくまでも動作スピードによって直に管理しなければ
いけません。 これは心の片隅に刻んでおいてください。

関節の軋み をスイングの目安にしようとしている限り
重さを上手に使って
ボールを潰すスイングは なかなか見つからないと思います。
体に無理をさせないモノ
その上で、筋力にあまり頼らず飛ばす と言う言葉からも
窺い知れると思いますが、ニュートラルなスイングは
どこにも無理な負担を掛けないこと が目標なのですから
関節の負担を期待している限り、矛盾から抜け出せません。

殆どのゴルファーは
正しく重さを使い、ボールを上から打つ
その技術は既に持っています。
各々のパーツの動かし方は既に知っているのです。
しかし、それを使うタイミング、手順が異なっている
に過ぎません。
ゴルフクラブは正しく動かせば動かすほど
どんどん軽く、運動を正しい方向に促進させます。
弊社の
超ど級のヘッド重量を使っている方からは
最近、ヘッドが軽く感じて仕方ない という意見を
かなり耳にします。

スイングが変わっていかない、改善されないのは
概ね 自分の中に有るベーシックな打撃観念(思い込み)
から逃れられない から とも言えます。

クラブは下に振らないと届かない。
体は思いっきり回さない飛ばない。

自分では当り前というコトをリセットさえすれば
少々、オーバーではあっても「何もしない」というのが
正しく打撃する方法に一番近い と言うのが本音です。
何もしない というのが実は一番難しいのかも
とも思っていますが…。

スナップショット 1 (2012-11-16 10-40)
ですから、まずはテークバックの「肘のクランチ」
という 技術 から 始めてください。


最近のプロを除けば、往年の名手たちは
必ず これを実行しています。
ジャック・二クラウス も
アニカ・ソレンスタム も
ジャンボ尾崎 も
フレッド・カプルス も
必ず クランチな肘の使い方です。
そして 彼らはすべて 飛ばし屋 です。

個人的な感覚ではありますが
本当の 飛ばし屋 って
振っている様・姿より 飛んでいることを指して
親の仇のように振って、飛ぶのって
ただ力任せなだけで、本当の意味での飛ばし屋 とは
異なるようなきがするのです。