体の回転(が主エンジン)でクラブを動かす というテーマ
勘の良い方は、それが 弊社が提唱する肘の使い方
と一致する と感じているのではないでしょうか。

そう 二段振りのスイングにとっては
利き肘(腕)を使っての クラブリリースは絶対不可欠 です。
そうなると、クラブは斜め下にリリースしなければなりませんから
テークバックで 肘を外へ張る訳には行きません。
肘を外に張ったのでは、腕さばきでヘッドをボールの方に
持っていけなくなるからです。
img20070608_1
遼君のスイングです。
ここから、腕でクラブをリリースする訳ですが
クラブ(シャフト)が180度反転する時間に
その作用・反作用によって
左サイドは上がっていきます。
それを筋力によって、押し留めよう とする訳
ですから、背中、首回りの筋肉、関節には
想像以上の負担がかかると思います。

飛ばすため、反動をつけるために 体の回転を速くする
発射台としての体の回転を速くする ということは
クラブの遠心力、この場面からでは斜め下方向への
遠心力もその分、増大する訳ですから、
飛ばすために体を使えば、その二乗分、上半身上部には
負担が掛かるのです。 これが故障の原因でしょう。

スナップショット 1 (2013-11-30 11-57)ま、それはさておき
肘を外に張ってテークバックを取る
ということは、腕さばきでヘッドを動かし辛くなります。
要するに、骨盤の向きを変えないと
テークバックが取れなくなります。
そして グリップやヘッドが概ね 体幅の中に納まりますから
体の向きを変えないと、クラブヘッドが移動させられなくなります。

そう、重さを正しく使うのには
この「クランチ」の肘の動きは絶対不可欠な条件なのです。

そして、なかなか慣れないと思うのですが
ここから 一般的なスイングと大きく異なるのが
クラブをリリースする(実際にはしませんが)方向が
ほぼ90度異なる というコトです。

これも言葉を取って、勘違いしないで頂きたいのですが
クラブヘッドが円弧を描く、移動する
その主エンジンは 体が向きを変えるから です。
肘さばきは それの補助、補足をしていると言えます。
とは言え、常時、肘の曲げ伸ばしを使って
自分の上半身に平行に、上半身に対し
体の回転に重さが遅れとならないように補助していないと
クラブヘッド、クラブの構造上 手遅れが作られてしまいます。

腕を使って、斜め下にヘッドをリリースする二段振り
肘を使って、動かさないよう動かしておく
(体の向きに追随、遅れを作らないように)
という違いが、テークバックの利き肘の向きに表れてきます。

たすきをかけて、ねじり鉢巻きをして スイング改造!
なんて思わず、まずは 肘を外に張ったスイングだけ
実行してください。
右ひじを高くすることが重要ではありません。
傾きがある と言う上で、
自分の上半身に対し、左ひじよりも高い位置を維持しておく
というコトの方が重要です。
  ✪多少、アレンジし、外に張らなくとも、左ひじよりも
   高くなっていれば、ポイントは得られます。

そして クランチの肘の動きは やがて
グリップやアドレスにも影響を及ぼしてきます。