スウィング中 フェースの向きが
ボールの飛ぶ方向。。。

 なんて 野暮なこと言ってはイケマセン。

全体で2秒、ダウンスウィングで0.3秒

ドライバーの ヘッドとボールの接触時間
 1/3500秒

ここで 瞬時の動作によってボールが飛ぶ方向を決める なんて
単なる 当てずっぽう を口にしているに過ぎません。

ましてや ゴルフのスウィング クラブ扱いは
立体な上 俗に言う「フェースの向き」も
立体な構成ですので それを瞬時に修正 ってのは
あまりに 継続性の無い話...
腕さばきによって、ヘッドの回転を同じようにしたとても
ロフト角度とライ角度の組み合わせによって
その「フェースの向き」の回転量は異なります。
フェースローテーションによって
ボールの方向をコントロールしている限り
短く、ロフトの大きなクラブほど左に行くことになりますし、
長く、ロフトの少ないクラブほど右に行くことになります。
例え、今回上手く出来ても 次につながりません。
ラウンド中での混乱も生まれます。

スナップショット 04(2012-01-10 20-06)

体の向きの変更 でクラブを動かす人に
とっては アドレス時のスタンスの向きが
ボールの飛び出る方向と言って良いでしょう。

クラブを腕で動かす人にとっては
訓練された状況であっても
スタンスの向きとボールの飛ぶ方向に
厳密な関連は有りません。

ですから アドレスを含め スタンスもいい加減に
なってしまうモノです。

no title

スタンスをする際に注意して貰いたい点は
つま先を基準にしてはいけない

と言うコトです。

左右のつま先の開き具合

というのは ゴルファーによってまちまちです。

概ね 左のつま先の方を開くゴルファーが
多いように感じますが
そうであるのなら つま先のラインは
左を向いていて 正解な筈です。

そのつま先が ターゲットラインと平行
と言うことは かかとラインは 右を向いている
と言うコトになる訳です。

自分のかかとラインをターゲットラインと平行に!

少々 左を向き過ぎ 位でも
良いかも知れません。

練習場に通っている方は
少し 左めを向いている かかとラインで
練習して繰り返してみて下さい。

その練習に慣れてきたら
練習場のマットのライン を微妙に違う
方向で繰り返し練習してみて下さい。

練習場の 平行感
何か対象物のある 平行意識を身に着けてしまうと
直線の少ない 立体の曲線で構成されたコースで
アドレスがうまく取れなくなってしまいます。

本来 スタンスを含め 体のラインは
ボールのある ターゲットラインと交わることの無い
平行な 線路のような関係なのですが
不安に陥ると 人間は体のラインを直に
ターゲットに向けてしまう傾向があります。

すると ボールラインは右を向いてします。。。

右を向いて やや引っ掛け気味に打つ習慣を
自然に身に着けてしまうコトになります。

くれぐれも気を付けて
MOL061_Sc

ボールの飛び出る方向を一番大きなウエイトで占めているのが
『スタンスの向き』です。
スタンスにはそれそのものの方向と
そのスタンスによって、ボールの位置が微妙に動いてしまう
というのが付いて回ります。

よくあるミスは、スライスが出ているからと
左を向くと、ボールは中に入ってしまい
引っかかっているからと、右を向くと
ボールは外(左)に出てしまい、
出したくない球筋がより強調されて出てしまうことが
少なくありません。

コースで体の向きを変える場合は
ボールを軸、中心の向きを変える感じを身に付けたいものです。

スタンス、そしてボールの位置の確立。
これだけでも、コースでの方向だけでなく
ミスショットの率を相当軽減出来るようになります。