と言われたりします。

今回の記事は、カーボンシャフト装着のアイアンが飛ぶよ〜〜^^
と言う話では無く、クラブの扱い方とクラブの機能との話です。
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良心的なメーカーで有れば
グラファイトシャフト用とスチールシャフト用では
ヘッド重量が異なります。
長さも半インチ程度、グラファイトシャフトの方が長め も
換算すると、その重さの違いは25g位の違いになります。

スチールシャフトは単一素材であるため
シャフトの負荷のかかりやすい細い部分を
金属の肉厚で補強しなければなりません。
それ故、シャフト単体の先端が重くなり
重いヘッド装着が苦しくなります。

本題・・・になりますが、
スチールシャフト装着のクラブを使ってる人が
グラファイト用のアイアンに変えると
突然飛び過ぎる球が出る と言ったりしますが、
それは単に ストロングロフトやヘッド重量のせい
ではありません。

正直、製品としてのロフトの2〜3度のロフト差は
ショットの誤差程度、いいところ5ヤードです。
それに長さを加味したとしても、
一番手の差にはなり難いでしょう。
正しく振れれば、ヘッド重量25g差は
ヘッドスピード換算で プラス3ms 程度になるから
合計すると 15ヤード位のプラスになる「可能性」はあります。
しかし、これは距離の基準値が変わる、伸びる
ということで「突然、飛ぶ球が出る!」のとは違います。

現在、スチールシャフトなどハードタイプのクラブを
使っているゴルファーの多くは ローテーションスイング
というよりも、良く言えばアッパースイング
悪く言えば「煽り打ち」が主流です。

グラファイトに装着された 俗に言う「やさしいヘッド」
の装着されたクラブは、スチールに装着されている大半の
ヘッドよりも重心が深めです。

コンベンショナルタイプのアイアンヘッドの
重心深度は3mm以下のモノも少なくない。
一方、やさしい系のアイアンは10mmを超えるものも
出てきています。
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重心が深い というコトは
ヘッドが前〜飛球線方向よりも前に出易くなります。
ヘッドが前に出易いタイプのクラブは
入射角度も緩くなりやすく
打ち出し角度が高く、スピンが減りやすい・・・
フライヤーのような現象になるのです。

両肩の関係によって、左右される
また入射、仰斜角度は 製品ロフトで言えば
10度〜20度分は想像以上に容易です。

これがアッパーに打つ人の『突然』飛ぶ原因です。

裏を返せば、重心が深く、ヘッドが重く
シャフトが柔らかい 悶絶クラブを使っている人で
飛ばずに悩んでいる方は
製品ロフトや手先で作るロフト の問題では無く
体の姿勢によるロフトの増加が問題なのです。
・・・とは言え、アッパーで振ることは絶対に推奨しません。