シャフトの硬さ
それを計る目安として 振動数 と言うのがあります。
シャフトを計測器に固定し、運動させ
一分間にどの位振れるか を計測します。

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硬いものほど、動く幅が少ないので
細かく動きますから、往復サイクルは『回数』として多くなります。

数値としては
一分間に 100回〜300回 位でして
それを 300cpm(サイクルパーミニッツ)と表示します。

大体、平均値として
10cpmの差を ワンフレックス としています。

市販のシャフトで言うところの
SRを基準とすると
SRが 
190cpm である場合、
 Sが 
200cpm
 Rが 180cpm と考えて頂くと良いかと思います。

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市販のドライバーで
アスリート系のモデルであれば
45インチで 基準値であるSRは   250cpm 位
シニア・エンジョイ系のモデルであれば 230cpm 位 です。

後付けのリシャフト系のスポーツモデルであれば
 基準値のSRで 260cpm を超えるモノも少なくなく
同じ SR であっても、シニア・エンジョイ系のドライバー
シャフトより、リシャフト、スポーツ系のシャフトに
シャフトを入れ替えた場合、振動数は 30cpm
3フレックス分も跳ね上がりますから
 SR から X もしくは XX に替えたのと同じになります…
殆ど良いことは無いでしょうね。

482426_165494683601157_1747186060_n悶絶クラブと呼ばれる
弊社・ハミングバードの
ドライバーシャフトの振動数の
平均値は 150cpm前後 です。
ヘッドの重さも重たいですが
その分、長さも短く、
その方、その方にもよりますが、大体 43.5インチ
今、主流になりつつある市販のクラブ 46インチから比べると
スナップショット 10 (2013-09-10 1-48)6センチ位。。。指3本分位 短くなります。

市販のクラブと比べると
振動数で 80〜100cpm
フレックスで8フレックス以上柔らかくなるのです。

多分、想像以上だと思います。

最大で 限りなく100cpmに近いモノまで
テストしている私の立場で言うと
市販のクラブは 
「異様に硬く」
SRを Rに変更したところで
殆どなんの差も生まれません。

特にリシャフトをして、より硬くした場合
シャフトの運動性能が減る訳ですから
より 打ち手、人間の運動性能が問われます。

また、硬くしたほど、打撃の衝撃減衰力は失われますので
体への色々な意味での負担は増えるでしょう。

遠くへボールを飛ばしたい

と言う気持ちは、永遠のゴルフのテーマですし
その気持ちは大切です。
しかし、同時に

思った方向へ飛ばしたい

というのがある訳です。

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よくゴルフのブログや動画などで
「シャフトの撓らせ方」
「シャフトの撓り戻し方」
を見かけますが、
撓らない 硬い シャフトを撓らせて使うコトは
撓らない 硬いシャフトを使って「遠くへ飛ばす」テク
だと思うのですが、
それは同時に「思った方向に飛ばす」と反目する方法でもあります。

余程、練習をコンスタントにするゴルファーを除けば
硬いシャフトを使って
遠くに飛ばす と 思った方向に飛ばす は
いつも 天秤の様な関係にあるのだと思います。


撓らないモノをしならせるのなら
撓るモノをしならせない 方が
遠くに飛ばす と 思った方向に飛ばす を両立できる
チャンスが多くなるのではないでしょうか…